解析塾:FEMプログラム開発コースを受講された方のPCの開発環境を教えていただきました。
           今後、環境をご用意される方はご参考になさってください。


(1)
「Cygwin環境のGNU開発ツールgcc」


(2)
プログラム作成には、VISUAL BASIC6.0を利用しました。
理由は以下のとおりです。
1.使い慣れた言語
2.FEMの参考書に載っているソースコードが大抵FORTRANなので、それに近い言語
3.GUI(操作パネル)が作れる
4.デバッグが容易
VISUAL BASIC6.0評価版のCD-ROMが、購入した雑誌についてました。
コンパイルできませんが、実行は可能です。


(3)
私が薦める開発環境をお伝えします。
1. Borland 社の C++コンパイラ
2. MicroSoft 社の Visual C++ 6.0

1.を挙げた理由
・無料コンパイラであるため。
・初期の設定および実行も簡単。

2.を挙げた理由
・ダイアログなどのGUIが作れる。
 こったものを作るのであれば、よいのではと思います。
 VBでも同様です。

開発言語ですが、若い方は、FortranよりもCの方がわかりやすいと思います。
そういった意味でも上記のコンパイラはおすすめです。

講習会ではそれほど規模の大きいモデルを扱うわけではなくことから、
とくに処理速度的なことも考えなくてよいと思います。

わたしたちが業務で目にするコンタ図がどういう計算過程を経て得られるのかが、
開発実習を通して理解できることが重要であると思います。


(5)
私がFEMプログラム開発コースで山崎様に2年間お世話になった時は、次のよう
な環境でした。
※ちなみに開発環境は、自分で揃えました。

初期の環境
ノートパソコン:NEC Versapro(cpu:pentium mmx 233MHz メモリ:192MBに増設 HD:20GBに交換)
OS:windows2000
C++開発環境:CBuilder6 パーソナルエディション(1万円を切る価格だったので、購入しました)
ライブラリ:STL、boost
所感:
私はC++は全くの初心者だったので、CBuilder6は選んで正解だったと思います。
STLのValarrayで使い方に迷った時、ヘルプドキュメントやサンプルが充実していたので参考にしました。
また、STLやboostを使う時パラメータの整合性で迷うところですが、CBuilder6の場合、ある程度入力すると候補がポップアップされます。
それを選択すれば的確にコーディング出来るので助かりました。
レスポンスがちょっと悪いのが玉に瑕ですが、私のような初心者でしたらレスポンスは問題ない程度です。
なお、VC++もちょっと試してみましたが、
@ヘッダの宣言がちょっと変わっている
Aboostのスパースマトリクスでイタレータがうまく作動しない
こともあり、その後全然使っていません。

中期の環境
ノートパソコン:同上
OS:windows2000とturbo Linux 10D デュアルブート
コンパイラ:gcc(Turbo Linux 10Dの場合)
所感:
一年目の最後にLinux環境構築をテーマに、山崎様に教えていただいた時の環境です。
Turbo Linux 10Dはやはり1万円程度だったので購入しました。
パッドとマウスを同時使用できるのが便利でした。
但し、ライブラリ構築に必要なFortran関係がインストールディスクに入っていなくて、別途rpmをインターネットからダウンロードして貰ったり結構大変でした。
gcc-g77-3.3.1-5.i586.rpm、libf2c-3.3.1-5.i586.rpm等です。
しかし、Linux環境構築後は、LAPACK、UMFPACK、ARPACKなどフリーの線形計算ライブラリが体験できて良い勉強になりました。

後期の環境
ノートパソコン:SONY Type S(cpu:Dothan 1.6GHz メモリ:512MB
HD:60GB)
OS:windowsXP Professional
C++開発環境:CBuilderX + mingw + msys
所感:
Linux環境をwindows上でなんとか再現できれば、との考えでmingwを導入しました。
というと聞こえは良いのですが、実際はCBuilderXを導入したらmingwもついてくるので、簡単に構築できます。
ALTAS以外は動きました。
なおLinux系の線形計算ライブラリと関係ないプログラムならbccでもコンパイル出来るので、bccとgccの比較も出来ます。
候補のポップアップは無くなって、レスポンスは格段に向上しました。
一方ライブラリの構成はツリー構造で表現されるので、コーディング時のパラメータ整合性をとる参考になります。
とは言え、自信の無いときはCBuilder6のポップアップに頼ることも多々あります。

上記が、FEMプログラム開発コースで私が使っていた開発環境です。
ちなみに、今仮に開発環境を構築するとすれば、C++ならEclipse3.1+ CDTを試すと思います。
javaで良ければ、Eclipse3.1 + omondoでラウンドトリップをやってみたいところです。


(6)
私は、Microsoft の、Visual C++ 6.0 Professionl Edition を使用しました。(自前です。)
Windowsでは、一番良く使われているC++コンパイラだと思います。
最新版は、Visual Studio 2005 Standard Edition (参考価格29800円)が一番安い版です。
  http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/products/vsstandard/
いま、180日Professionl版の評価版が1575円で提供されています。
  https://www.microsoft.com/japan/ordercenter/developer/vs2005.aspx

Windowsで、FORTRANの場合は、上記ソフトに、Intel Visual FORTRAN (57,500円からあります)を組みわせて使うのが一般的なのですが、高くつきますね。
  http://www.xlsoft.com/jp/products/intel/prices_single.html

パソコンに強い人は、フリーソフトやLinux環境あるいはJavaなどをつかって安くつかせることができますが、わずらわしいことがいやな人は、奮発して前述のソフトを購入することをお勧めします。


(7)
私は、会社にあったVisual C++6.0のCを使用しました。
フリーソフトならボーランドのCとかが使えるのでは?
また最近は、PCの速度が速くなっているのでEXCELのVBAを使用しても対応可能かと思います。
以前、2DのプログラムをEXCELで作ったことがあります。


(8)
私が使用しているコンパイラは

@Borland C++ Compiler 5.5(BCC)
Borland社のホームページからダウンロードしました。C++言語の参考書「独習C++」
の付録CDに収録されていて、インストールやコンパイルの方法も記載されています。
シンプルさ最高です!

AWideStudio WIN32版 パッケージ
WideStudioで検索するとトップに現れます。
GCCがWindowsで使えます。ダウンロードして指示されるままにインストールすれば
コマンドラインからいきなりGCCが使えます。FORTRAN(f77)もコンパイルできます。
GUIを持ったプログラムが開発できる環境で、コンパイラにはGCCが使用されています。
GCCオプションに少しは慣れることを目的にコンパイラだけをコマンドラインで使っています。フリーです。

私の場合、理論式を見て曖昧になったままな点を、実際に動くプログラムつくりながら、
手でものを考えたかった。@の環境は特別な機能が何にもない点で集中できます。


(9)
開発環境・・・ボーランド(株)が無償で提供しているBorland C++ Compiler 5.5
ただし、C++はあまり慣れていないので、ちょっと苦し紛れです。
会社に復帰すれば、(上司が優しければ)VisualC++を使えるかもしれません。

もともとは、Javaに傾倒しているので、余裕があればJavaでも組んでみたいと
考えております。ちなみにJavaで作る場合は、Eclipseを使います。