可視化とプレゼンテーション
(共催: 特定非営利活動法人大学コンソーシアム大阪)
講師 京都大学  教授  小山田 耕二 様 /  助教 坂本 尚久 様
株式会社トランスウッズ  久米 秀樹 様
開催期間 2010年7月から2010年9月までの3回コース
開催日 第1回: 8月28日(土)
第2回: 9月25日(土)
第3回: 10月23日(土)

注:会場・講師のご都合により、開催日・会場が変更される可能性があります。
開催場所 キャンパスポート大阪(梅田第二ビル4階) 地図はこちらMAP
注:会場への問い合わせはお控えください。CAE懇話会事務局までメールでお願いします。
開催時間 10:00ー17:00
受講料 受講料: 個人会員 30,000円、 非個人会員 40,000円
定員 8名以上15名以下
 * 最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。
 * 定員になり次第、締め切ります。
 * NPO法人大学コンソーシアム大阪の加盟校(45校)の学生の方は、無料で参加できます。
  申込みフォームの”ご連絡事項”欄に、その旨記載してください。
  ただし、参加人数に制限がありますので、申込をされた後、参加可否については、事務局より連絡します。
コース概要
ご紹介
ポストプロセッサーと言うソフトウエアと、グラフィックスボードと言うハードウエアがどのように相互に関連し合いながら、数値結果/解析結果を視覚的に分り易く表示しているのか、理解してみたいと思いませんか?
グラフィックス理論で著名な、京都大学の小山田先生(教授)と坂本先生(助教)が、解析塾の第一回目の教材として、皆さんの手短にあるエクセルを用いてグラフィックス表示が理解できる仕かけで講義をされます。この仕かけの中には、ダブルバッファやビデオカードの役割などが、画像の動きとして視覚的に体験できる機能が含まれています。このエクセルプログラムは、解析塾での参加者の方々に操作していただき、お二人の先生方の御説明で可視化システムの全体像を把握できる内容となっています。
また、毎回、1テーマづつ、今、京都大学の講義に使われている最先端の研究内容が、ダイジェスト版の形で分り易く解説されます。
テーマは、大型モデルの表示に必要な、1.ハードディスクを使わずメモリー間だけの大量画像転送。2.構造格子でなく人体モデルなどの複雑な形状に普通に用いられているFEM(不規則)メッシュパターンの領域分割表示(1億ボクセルの分割可視化)、等などが予定されています。
 講義の後半で、小山田研究室の講義と一体となった内容で、市販ポストプロセッサーGLviewを用いて、講義内容のおさらいを簡単なオペレーションで再確認します。尚、GLviewは、講習期間中、参加者に貸与されますので、自宅やオフィスで、NASTRAN、ABAQUSなどの流通ソフトの結果表示に使うことができます。 最後に、この講義で学べる考え方は、ポストプロセッサーのみならず、CAD、ゲーム機にも共通する内容を含んでいますことを、申し添えさせていただきます。
 
備考 参加者は、PCを実習用に御持参ください。
<PCの要件>
使用OS :Windows XP
メモリー :1GB以上
ハードディスク :1GB以上
グラフィックカード:搭載されていることが望ましい。
ソフトウェア :Word/PowerPoint2007
※可視化ソフトウェア KVSライブラリー(京都大学提供:可視化支援ライブラリー)、市販ソフトGLviewが用意されます。
KVSのインストール情報や開発環境に関する情報はこちらInfo

ベンダーの方は参加できない場合もありますので、ご了承ください
申込方法
内容 コース目的
 コース目的
(1)可視化処理のアルゴリズムの概要を理解する。
(2)計算結果などの表示を実際のプログラムの操作を通じて習得する。
(3)最先端の可視化技術に触れる
講義内容の構成(構成は各回共通で、テーマ・内容が毎回、異なります)
 @ ビジュアライゼーションの基礎
 A 可視化最先端技術の解説
 B GLview / KVS を用いた実習