中部地区「流体伝熱基礎講座」
(名古屋工業大学 共催)
講師 名古屋工業大学大学院 機能工学専攻 (* 創成シミュレーション工学専攻)
  教授  長谷川 豊 様、 教授  後藤 俊幸 様*、 
  教授  田川 正人 様、  教授  森西 洋平 様
  准教授  牛島 達夫 様
, 博士 服部 博文 様准教授 保浦 知也 様
開催期間 流体伝熱基礎講座 (前半):
    2017年5月から2017年10月までの6回コース
乱流数値解析講座 (後半):
    2017年11月から2017年12月までの2回コース
開催日 流体伝熱基礎講座:
 第1回: 5月20日(土)
 第2回: 6月17日(土)
 第3回: 7月 1日(土)
 第4回: 7月22日(土)
 第5回: 9月 9日(土) 
 第6回:10月 7日(土)

乱流数値解析講座(アドバンストコース):
 第1回:11月11日(土)
 第2回:12月 2日(土)

 ※会場・講師のご都合により、開催日・会場が変更される可能性があります。
開催場所 名古屋工業大学11号館 2F サテライト教室
http://www.nitech.ac.jp/access/campusmap.html
開催時間 (午前)9:30−12:30、(午後)13:30−16:30
受講料 流体伝熱基礎講座:個人会員 50,000円、非個人会員 60,000円 (学生、院生の方20,000円)
乱流数値解析講座:個人会員 30,000円、非個人会員 40,000円 (学生、院生の方10,000円)
定員 流体伝熱基礎講座 8人 (最大人数 30名)
乱流数値解析講座 5人 (最大人数 20名)

 * 最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。
 * 定員になり次第、締め切ります。
備考  * 個人の演習用PCは不要です。(サテライト教室の端末を使用します。)
 * 日本機械学会の公認CAE講習会(熱流体力学分野)に認定されました。
申込方法    ←お申込はこちらより承ります。 
      お申し込みのとき、ブラウザは、Internet Explorerをお使いください。
      Firefoxをお使いの場合は、Version 45以降をお使いください。
概要 流体運動の表し方、解析の仕方、流れの読み方、そして数値的に流れを解くための基礎知識と技術をわかりやすく解説します。
対象は、次のような方を想定しています。
CFDソフトを使っているが、流体力学と流体の数値計算の基礎理論をしっかりとしたい人
大学で流体力学を学んだ記憶があるけれども、使う立場になっていま一度やり直したい人

(午前)は講義形式で、簡単な演習問題を紙と鉛筆で解いていただきます。
(午後)は、数値計算の基礎の解説と実際のプログラミングの実行を行います。

講義だけではなく流れの実例の解説をより多く取り入れるとともに実験室見学の機会を設けました。流れを読むための理論と実験室の雰囲気を感じてもらい、流体力学のセンスを磨いていただきます。サテライト教室には計算機端末があるので個人のパソコンは特に必要ありません。

システムはWindows。プログラムはFortra90で書いたソースコードを配布し解説しますが、数値解法のエッセンスはFortra90の知識がない方でも理解していただけます。また、サンプルプログラムはお持ち帰りいただけます。流体力学、伝熱、CFDに興味のある方、流体力学分野のスキルアップを図りたい方は是非ご参加ください。

また、乱流数値解析講座をアドバンストコースとして2日間開催いたします. この講座ではk-ε方程式の導出や乱流の大渦シミュレーション(LES)の基礎方程式と数理モデリングの解説、そして例題演習を行います。前半あるいは後半だけの受講も可能です。
内容 こちらを参照ください。Course
その他 テキスト
こちらであらかじめ準備します。        
予備知識
FortranあるいはCの基礎知識と大学1・2年の数学と力学を学んだ記憶があれば結構です。
受講者の声 ・自分の能力としては難易度が高いと感じましたが熱伝達の理論をできたので大変有益でした
・過去に学ぶ機会があまりなかった分野(熱、粘性流など)を学ぶ良い機会になったこと
 一人で学ぶにはハードルが高く、また何を参考とするのが良いのかわからなかった
 今回参加して熱流体・粘性流体を学ぶきっかけを作れた上に参考となる資料や本の情報を多く得た
・CFDソフトで何気なく選択していたアルゴリズムの中身が分かった
・本では得られない背景など知ることができた
・基礎なのではっきりとした目的はなかったが、毎回十分得られるものがあった
 単に資料をみるのではなく、生の講義だとイメージつきやすかった
 現象とか理論の話に対して数値計算の難しさに初めはとまどったが、これが流体解析だと実感できた
・流体力学の方程式を見て意味が分かるようになった点。解析手法毎のメリット、デメリットを把握できた点。 
 流体解析の知識が得られた点(圧力計算が難しい。収束を早めるためのαなど)
・流体力学の基本と数学的な取扱い方を学ぶことができたので良かった
 ただし今回使用した資料を使って今後も復習が必要だとかんじています。
・流体に対する論理的議論を上司とできるようになったので基礎的な知識は身に付けたと思います
・CFDが収束計算になる理由  y+の意味