MBD/CAE詳細設計研修
振動解析実習
主催:公益財団法人ひろしま産業振興機構
実施事業者:NPO法人CAE懇話会

講 師 

(講義)(第1回〜第5回) 名古屋大学名誉教授      安田 仁彦 氏
 
(実習)(第6回) エムエスシーソフトウェア株式会社
  

開催期間

2017年 11月〜2018年 2月 (全6回)

開催予定日

 第1回:  11月21日(火)
 第2回:  12月19日(火)
 第3回:   1月10日(水)
 第4回:   1月23日(火)
 第5回:   2月 6日(火)
 第6回:   2月20日(火)

開催場所

ひろしま産学共同研究拠点
広島県東広島市鏡山3−10−32   Access
 

開催時間

  10:00〜16:00

受講料

  60,000円 

定 員

  10名

備 考

 
・本コースは6回完結です。第1回から第6回まで全回参加ください。
・途中からの参加、あるいは、代理受講はできませんので、ご了承ください。

・本コースの予定は、変更されることがありますが、その場合は、本ページに最新情報を掲載します。
*日本機械学会の公認CAE講習会(振動分野2級)に申請予定です。

*修了証(上記2級資格試験の受験申請のとき、これが受講修了証となります)については、全ての講義に出席した場合、あるいはそれと相当すると講師が判断した場合に発行します

*個人情報の取扱いについて
 本事業の申込みによりご提供いただきました個人情報は、本コースの受付・運営に関する場合をのぞき、上記目的以外での利用および第3者への開示・提示はしません。

内 容

 目 標:
  基礎レベルから実務レベルまでの振動工学を理解することを
  目標とします。
 対象者:
  ・ これから振動を学びたい方
  ・ 多少の実務経験はあるが,基本から学び直したい方
  ・ 実務でこれから振動問題に取り組む必要のある方
 講座の概要:
  第1回から第5回の講義では、機械振動を中心に、基礎レベルからモード解析を含む実務レベルまでの振動工学の基本を、講義します。
  第6回はソフトウェアによる振動解析実習です。
 講義の進め方:
  講義は、まずアニメーション、シミュレーションを通して振動現象を直感的に理解し、
  それを理論的に解析し、続いて得られた結果を物理的・工学的に検討するという順序で
  進められます。また、多数の演習問題を行うことによって理解を確実なものとしていただきます。
  最終回の解析実習では、振動解析の実務の要領を経験していただきます。
  第1回 11月21日(火)
          ・振動の実験・体験
     ・振動概要、数学・力学基礎
  第2回 12月19日(火)
           ・ 1自由度系の振動
  第3回  1月10日(水)
           ・ 2自由度系の振動、制振技術
  第4回  1月23日(火)
           ・ 多自由度系の振動、モード解析
  第5回  2月 6日(火)
           ・ 連続体の振動、解析力学入門
  第6回  2月20日(水)
           ・ 振動分野の有限要素法入門
     ・ 実習(振動基礎講座に関する基本的な実習)
テキスト   参考図書: 安田仁彦著,「改訂振動工学(基礎編)」(コロナ社)
  
   講義で用いる説明資料は,配布されます。
 付記   第1回〜第5回の講義では、演習問題を解くため,電卓あるいはノートPC等の持参が望ましいです。
  第6回の実習ではMSC ApexおよびMSC NASTRANを使用します。実習時には、教室のPCを原則として1人1台使用いただくことになりますが、ノートPCを主催者が準備します
 
申込方法       ←お申込はこちらより承ります。 
      
      
なお、請求書等の書類は、本コース主催者のひろしま産業振興機構様よりお送りします。
お問合せ先  NPO法人CAE懇話会  
 jimukyoku10@cae21.org  電話:06-6374-8035

(公財)ひろしま産業振興機構 ひろしまデジタルイノベーションセンター
 hdic@hiwave.or.jp     電話:082-426-3250
受講生の声   本コースは、2011年から中部地区、関西地区、関東地区で、CAE懇話会の解析塾として開催してきました。そのコース内容にアプリケーションソフトウェアを使用した実習コースを追加した形で今回のコースは、構成されています。過去の受講生は100名を越えていますが、受講生の声の一部を以下に掲載します。

・解りやすい解説ありがとうございました。講義で示されたシミュレーションは、振動現象の理解を助けてくれました。
・独学自習では理解の難しかった数学的な部分がすんなりと頭に入り、振動理論の理解が進みました。
・シミュレーションの例が多数示され、視覚的に理解しやすかったです。
・振動解析を始めたばかりでしたが、振動理論を聞くことで、解析結果が何を表しているのかが理解しやすくなり、今後の実務に役立ちそうです。
・昔、振動工学でつまずいた理由は、数学、特に微分方程式が全く理解できていなかった事と、解析手法の考え方が理解できなかった事でした。今回はその部分をわかりやすく解説して頂けたことで、講義についていけたことが良かったです。
・一人で学ぶには難しいと感じましたが、講義では分かり易く解説して頂き、とても勉強になりました。
・振動工学をきちんと学ばずにFEMを利用していましたが、今回の講義で基礎を学ぶことができました。
・振動理論は業務を進める上で重要と思いながら、何を理解すれば良いのか、何から始めれば良いのか分かっていませんでした。が、今回の講義は振動理論を理解する上で、大変良い機会となりました。