中部地区 CAEのための材料力学

                          〜 2018年/平成30年度 コース 〜
講 師   AN技術士事務所         中本 昭 氏
開催期間 2018年7月〜10月 全6回コース
                                         
開催予定日
   第1回:  7月14日(土)
   第2回:  8月 4日(土)
   第3回:  8月25日(土)
   第4回:  9月15日(土)
   第5回:  10月 6日(土)
   第6回:  10月27日(土)ーーー>10月20日(土)
     
 注:会場・講師の都合により、開催日・会場を変更する場合があります。
開催場所 刈谷市産業振興センター
            JR刈谷駅(北口)・名鉄刈谷駅(北口)から徒歩3分

開催時間  10:00−16:30
受講料  受講料: 
  <CAEのための材料力学>  
   個人会員 50,000円  非個人会員  60,000円
   テキストは、1,500円です。受講料とあわせてご請求いたします。
     
定 員 8名以上20名以下
(最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。定員になり次第、締め切ります)
講座の
ねらい
汎用のCAE ソフトでは、ありとあらゆる構造解析が実行可能です。そのバックグラウンドには,ガリレオ以来数百年に亘る材料力学に関する豊富な理論や知識があって,これらを少しずつ理解していけば,CAE による構造解析作業を効率的に実行し,製品の品質を高めていくことができます。本コースでは、
(1)「力」のつり合いを解いて,それぞれの部材や部品に作用する力を明らかにする
(2)外力に対する内力を定義し,変形モードを仮定して,内力(応力)と変形を解析する
(3)応力とひずみの定義を明らかにして,これらが満たすべき条件式を解析的に解く
(4)解析的に解くのが難しい問題を数値的に解く
といった手順で物体の変形と応力を求める方法を学びます。
申込方法    ←<CAEのための材料力学入門>のお申込はこちらより承ります。 
     
受講して
ほしい人
・物理や力学はあまり自信がないという方
・材料力学を初めて学ぶ方
・もう一度、基礎の基礎からやり直そうという方
・今から強度設計やCAEを利用した強度解析業務に従事される方
・固体力学分野の計算力学技術者2級をめざす方
に聞いて頂きたい内容です。
到達目標 ・力の本質を理解し、力のつり合いが解ける。
・実際問題を簡単なモデルに置き換えて応力と変位を計算できる。
・CAEを自律的に利用できる技術者をめざす。
講義の構成 テキストとスライドを利用して進め、演習を適宜行います。
質疑応答を重視します。
1回の時間配分の目安は下記のとおり。
    10:00-12:00 前回講義の復習,質疑,講義
    12:00-13:00 昼食休憩
    13:00-14:30 演習と解説
    14:30-14:40 休憩
    14:40-16:20 講義
    16:20-16:30 まとめと質疑

演習を行うので,計算用紙と電卓が必要です。
講義内容 第1回 物体の運動に関する法則と、運動を解析する方法
・運動の法則,次元と単位
運動の解析
  等速運動、等加速度運動、自由落下、放物運動、単振動、摩擦力
・仕事、運動量、運動エネルギ、力積
・回転運動、角運動量
・静止の状態
  質点に関する力のつり合い、剛体に関する力のつり合い
第2回 静止した物体に作用する力と変形の関係
・材料力学における前提条件
  連続、微小、弾性、均質、等方性
・線形弾性体に作用する力と変形の関係
・外力と内力の関係、外力と内力の違い、内力の特徴
・外力による仕事とひずみエネルギ
・外力と内力の符号の決め方
・軸力を受ける棒の変形の解析
・垂直応力とせん断応力、伸び歪みとせん断ひずみ
第3回 基本構造部材である棒の変形の特徴、変形と応力
・変形モードの仮定,
・内力と応力の関係
  曲げモーメントと曲げ応力、ねじり応力とせん断応力 
  断面一次、二次モーメント、断面二次極モーメント
・はりの曲げ
  曲げモーメントと曲げたわみの関係
・棒のねじり
  ねじり変形の特徴、円管、丸棒、薄肉断面棒のねじり
第4回 曲げモーメントとせん断力を受けるはりのたわみと応力
・はりの外力と内力,モーメントとせん断力の関係,境界条件
・曲げたわみの微分方程式を解く
  静定、不静定問題、重ね合わせの原理の利用
・せん断によるたわみ、
・仕事とひずみエネルギ
  マクスウェルの相反定理、カスティリアーノの定理、最小仕事の原理
・柱の座屈
第5回 連続体の変形と応力を表現する方法と、解析法の基礎となる考え方
・コーシー応力,変位とひずみ、応力とひずみの関係
・エネルギ原理
  ひずみエネルギ関数、仮想仮想仕事の原理、最小ポテンシャルエネルギの原理
・連続体の運動方程式
・2次元応力状態,応力関数
・マトリックス法
  力と変位の関係の表示、剛性マトリックスを作る,剛性方程式を解く
第6回 まとめ
・有限要素法はどんな計算方法なのだろうか?
  有限要素法のイメージ、3角形要素による解析
  分布荷重と等価節点力、アイソパラメトリック要素
・材料の機械的性質の特徴と強度の考え方
  材料試験,弾性破損,疲労強度
  転位、ミーゼスの相当応力
・モデル化の要点と結果の検証
その他 テキスト
こちらであらかじめ準備させていただきます。
テキストは1,500円です。受講料と一緒にあわせてご請求いたします。
   
受講者の声
受講して,更に材料力学に対する興味が深まりました。これからも業務や書籍等を通じて学習を深めていきたいと思いました。
・受講前より確実にレベルアップが出来たと思いますが難しかった。
・知識や理解に抜けがあると独学しようとしても全然進まなかったが、専門書の内容が分かるようになったのが良かったです。
・余談で設計に対する話などが聞けて良かったです。
・「はりの曲げ」「応力・ひずみテンソル」の理解が深まったのが良かった。
・講義中に理解しきれなかったが、材料力学の全体像を知ることができました。講義終了後も勉強を続けたいと思います。
・質問に対して、講師の説明は判り易く、丁寧で理解しやすかった。
・材料力学を基礎から学ぶことができ有限要素法の理解につながった。手計算で問題を解くことで有限要素法のソフトウェア内部で行われている処理を体感でき,実務に生かすことができた。