SPICE入門
(オンライン形式)
講師 加藤 博二 氏 (Sifoen 代表) (講師のご紹介はこちら講師
開催期間 2021年11月から2022年1月 7回コース 
開催日 第1回 11月20日(土)
第2回 12月 4日(土)
第3回 12月18日(土)
第4回 1月15日(土)
第5回 1月29日(土)
第6回 2月12日(土)
第7回 2月26日(土)
開催時間 14:00ー17:00
講義形式  本年度は基本的にWexEXによる受講方法をとります。
受講者は各自PCを用意の上、オンライン形式で講義を聴講していただきます。
オンライン形式
について
オンライン形式について、WebExを初めて使用される方には、事前に確認テストを実施します。
テストは10分程度を予定しています。 
受講料  個人会員   40,000円、 
 個人会員外 50,000円
 学生会員   10,000円
定員  4名〜10名

 * 最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。
 * 定員になり次第、締め切ります。
必要な機器 PCについて:
Windows7/8/10 32/64ビット。XPでは一部のソフトが稼働しません。
PCの能力は問いませんがメモリーは2GB以上を推奨します。
概要 有限要素法、有限体積法などはCAE懇話会やベンダーの努力によって多くの技術者に認知され、基礎編や応用編などのセミナーも開催されています。
一方、今回紹介するSpiceは古くから(1970から)無償で公開された電子回路用のPre-Post付きソルバーであったため販売者にとってうま味の少ない商品だったと思います。しかしSpiceが用いている節点法と呼ばれる解析手法は1次元の回路用のみならず工夫次第では幅広く応用が可能であり、決して無償=低機能ではありません。
今回は電気の知識レベルは中学の理科までとし、節点法の原理から応用までを実例や演習を交えて紹介しますので機械系や文系の方でも安心して受講していただけます。

 
内容              第1回   節点法の紹介
1.1 節点法は何をどうやって解いているのか
1.2 静解析を例に解いてみよう
 第2回   非線形解析の実際 
2.1 非線形解析とニュートン法
2.2 材料非線形問題の解析
2.3 解析モデルの汎用化とパラメーター化
  2.3.1 サブサーキットモデルライブラリ
 第3回  動解析(過渡解析)
3.1 未来の値を予測する前進法と後退法
3.2 キャパシタンス素子を用いた動解析
3.3 インダクタンス素子を用いた動解析
3.4 理想電圧源の組み込みと解析事例
 第4回  動解析実行時のエラーの原因と対策
4.1 動解析の収束エラーの切り分け
  4.1.1 (1)回路の特性によるもの
  4.1.2 (2)理想化の問題として捉えるべきもの
  4.1.3 (3)解析設定条件によるもの
4.2 さまざまな解析トラブル事例
 第5回  応用設計-1 モンテカルロ解析の紹介
5.1 パラメトリック解析とその応用
5.2 工程能力とモンテカルロ解析
5.3 実設計へのモンテカルロ解析の応用
5.3.1 バラツキのある電圧源/電流源
5.3.2 バラツキのあるモデルパラメータ
 第6回  応用設計-2 ワーストケース解析の紹介
6.1 工程不良ゼロを目指して(ワーストケース解析)
6.2 感度解析法によるワーストケース(W.C.)解析
6.2.1 W.C.解析の注意点
6.2.2 W.C解析と設計品質
6.3 ワーストケース解析と設計最適化
6.4 最適設計と安定性 
 第7回  その他
7.1 新しい解析分野への事例紹介(熱解析、振動解析)
7.2 電源の新しい解析手法の紹介
7.3 結果の検証(verification)
7.4 解析手法の妥当性確認(validation)
申込方法    ←お申込はこちらより承ります。