オープンCAEソルバーElmerではじめる
連成解析入門
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講師 |
岐阜工業高等専門学校 教授 柴田 良一 氏
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開催期間 |
2022年6月 3回コース |
開催日 |
1日目: 6月 4日(土)
2日目: 6月11日(土)
3日目: 6月18日(土)
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開催場所 |
オンライン形式
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開催時間 |
13:00ー17:00 |
受講料 |
受講料: 個人会員 30,000円 非個人会員 40,000円 学生会員 10,000円
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定員 |
10名
* 最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。
* 定員になり次第、締め切ります。 |
概要 |
これからのCAE技術の展開として、様々な物理現象を同時に考慮した連成解析があります。オープンCAEにおいても、今後は連成解析の対応が求められていますが、オープンソースのメリットを生かして、既存ツールを連成させる試みが多数行われています。
この中で特徴的にマルチフィジックスシミュレーションツールとして開発された「Elmer:エルマー」は、熱流現象、流体挙動、構造挙動、物質輸送、音響特性、電磁気学、などの多様な物理現象を解析するツールとして、1995年に開発が始まり現在も改良が続けられています。Windowsで手軽に利用出来るこのElmerを中心にして、オープンCAE連成解析の基礎演習を行います。
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環境 |
今回の演習ではWindows環境を用いて行い、以下の仕様を満たす演習用PCを持参頂きます。解析ツールの導入などは会場で行いますので、事前の準備は不要です。
・Windows 10のノートPCで、64bitシステムが必須です。(Win11は講座ではサポート外です)
・メモリの実装は、4GB以上必須とします。
・HDDの空き容量は、4GB程度は必要です。
講座では,Windowsでの操作で進めますが,テキスト「2-2節 Linux(Ubuntu)への導入方法」により,Ubuntuで同等の演習を進めることは可能です。(講座ではサポート外です)
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内容 |
テキスト「Elmerではじめる連成解析」を用いて,3回コースで進めます。今回は全くの初心者の方を対象に、解析環境の構築から進めます。以下の例題に関係する概論なども、演習の途中に含めて進めます。(講座の進展によって変更あり)
(1日目)
「2-1節 Windowsへの導入方法」「2-4節 SALOMEとElmerによる解析手順」
(2日目)
「3-2節 門型構造物の非線形弾性解析」「3-4節 非圧縮層流でのバックステップ流体解析」
(3日目)
「4-1節 流体と構造の連成解析の基礎」「4-2節 流体と構造の実践的な連成解析」
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申込方法 |
本コースは、開催中止となりました。 |
使用
テキスト |
「Elmerではじめる連成解析」 (工学社・柴田良一著)
テキストを入手してご参加ください。 
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