2025年度 非線形構造解析 (会場対面式/オンライン形式併用) |
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講師 | 株式会社 IDAJ 石川 覚志 氏 | |
開催期間 | 2025年6月 から 2025年11月 までの 7回コース | |
開催方法 | 本年度は基本的に対面による受講方法をとります。講師は開催日横に記してある会場にて講義を行います。直接の聴講・質問などがある場合は各会場にお越しいただいて受講することも可能です。遠隔地の受講者は、各自PCを用意の上、オンライン形式(Teams)で講義を聴講していただくことも可能です。 | |
開催日 | 会場 第1回: 6月7日(土) 関西 第2回: 7月5日(土) 中部 第3回: 8月2日(土) 関東 第4回: 9月6日(土) 関西 第5回:10月4日(土) 中部 第6回:11月8日(土) 関東 第7回:11月22日(土) 関西 注:会場・講師のご都合により、開催日・会場が変更される可能性があります。 |
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開催場所 | (1)関西地区会場 株式会社 IDAJ 関西支社● 〒651-0001 兵庫県神戸市中央区加納町4-4-17 ニッセイ三宮ビル3F (2)中部地区会場 株式会社IDAJ 中部支社 〒450-0002 名古屋市中村区名駅4-24-8 いちご名古屋ビル5F (3)関東地区会場 株式会社IDAJ 横浜本社 〒220-8137 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2-1-1 横浜ランドマークタワー 29F 会場ご案内: https://www.idaj.co.jp/company/place/ |
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開催時間 | 13:00 ~ 17:00
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受講料 | 個人会員 : 60,000円 個人会員外: 70,000円 学生会員 : 20,000円 団体会員所属の方:60,000円 |
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定員 | 5名以上20名以下 *最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。 *定員になり次第、締め切ります。 |
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備考 | *演習用ソフトウェアは特に用意する必要はありません。ただし、例題などはAbaqusのデータ形式で説明するので、Abaqus Student Editionなどをご用意いただくことをお勧めします。 *日本機械学会の公認CAE講習会(固体力学分野)(2025年度)の認定は受けていません。 |
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申込方法 | ← お申込はこちらより承ります | |
オンライン形式 | 申し込みをされた方には、開催前にご都合のよいときに接続テストを実施させいただきます。 用意いただくものは、ネットワークに接続されたPC,マイク、スピーカー、カメラです。 マイク、スピーカーは必須です。 カメラについては、講義を受講されるときには、必須ではありませんが、質疑応答のときに顔が見えた方が良いと思いますので、カメラを推奨いたします。 受講中は、通常はカメラをオフしておくほうが通信速度のためには、お奨めです。 オンライン形式はTeamsを使用します。 |
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テキスト | ”<解析塾秘伝>非線形構造解析の学び方”(日刊工業新聞社) ”<解析塾秘伝>非弾性材料の学び方!”(日刊工業新聞社)! |
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内容 | <概要> 有限要素法を用いた非線形構造解析を行う上で、下記に示す各項目について必要な基礎理論を説明します。 CAE ソフトウエアを正しく用いて解析結果を得るプロセスを習得するために、演習ソフトを用いた課題を実行し、レポートを 提出していただきます。 さらに、計算力学技術者認定試験(固体力学1級)の問題を題材として、知識を深めるとともに試験問題の解説を行います。 |
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1.非線形解析入門 | ||
まずは線形有限要素法の理論と定式化を再確認し、非線形解析の概要について学習します。 非線形解析の解法としてNewton-Raphson法、修正Newton-Raphson法を学習し、 それぞれの解法についての特徴や収束判定法について学習します。 |
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2.材料非線形 | ||
弾塑性問題を中心とした材料非線形について学びます。 3次元の応力場、降伏条件、硬化則、流れ則、弾塑性の構成方程式について学びます。 また、クリープ・粘弾性などの速度依存の材料非線形についても学習します。 さらにゴム材料などで使用される超弾性体について、各種ひずみエネルギ関数および 構成則について学びます。 |
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3.幾何学的非線形 | ||
大ひずみ理論と微小ひずみ理論の違い、物質表示と空間表示、変形勾配テンソル、 有限変形でのひずみや各種応力速度について学習します。 |
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4.接触問題 | ||
接触問題を扱うための、ペナルティ法とLagrangeの未定乗数法について学びます。 単純なトラス要素による接触問題についてマトリックスを導出し、それぞれの差について検討します。 |
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5.熱伝導問題 | ||
熱伝導解析における境界条件の違いと、有限要素法での取り扱いについて学びます。 また、熱と応力の連成問題についても学習します。 |
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6.動的問題 | ||
動的問題における時間積分法(線形加速度法・Newmark-β法・Houbold法・中央差分法) について学び、その特徴と使い分けを明らかにします。 |
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7.破壊力学 | ||
破壊力学の基礎について学びます。応力拡大係数・J積分・エネルギ開放率などの用語と その物理的意味を学びます。また、最新のFEMによるき裂進展解析について紹介します。 |