| 第102回関西CAE懇話会 (会場対面形式/オンライン形式)
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                | テーマ | 「CAEのユーザー事例 VII 〜本音で語る事例紹介(サロゲートモデル編U)〜」
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                | 日時 | 2025年7月31日(木)13:00〜19:00 | 
          
                | 場所 | 会場対面形式/オンライン形式 
 大阪成蹊大学 駅前キャンパス 3F 301教室
 
  最寄り駅:阪急電車京都線 相川駅 徒歩2分 
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                | 定員 | 50名(会場)、100名(オンライン) | 
              
                | オンライン 会議
 | WebExを使用します。はじめて使用される方、あるいは事前テストを希望される方は、申込時に”事前テスト希望”と記載ください。 | 
              
                | 受付 | 12:30 受付開始 | 
              
                | はじめに | 「趣旨説明」 | 
          
                | 時間 | 13:00〜13:10 | 
              
                | 講師 | 大阪成蹊大学   劉 継紅 氏 | 
              
                | 講演1 | 「キーボードの快適な打ち心地を予測するサロゲートモデルの構築」 | 
          
                | 時間 | 13:10〜13:55 | 
          
                | 講師 | 大阪成蹊大学 3年生チーム
 大南 弘樹氏、土田 真緒氏、田中 若羽氏、喜田 和樹氏
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                | 概要 | 本研究では、キーボードの快適な打ち心地(フィーリング)を得るためのゴム製ダイヤフラムの設計支援手法として、CAE解析と機械学習を組み合わせたサロゲートモデルの構築を試みた。ダイヤフラムの設計には多くの形状パラメータが関わり、その性能評価には強い非線形性を伴う高度な構造解析が必要となる。そこで、形状パラメータから高速に性能を予測可能なサロゲートモデルを構築することで、設計作業の効率化を図る。 サロゲートモデルの構築は二段階に分けて行った。第一段階では、CAE解析により得られたダイヤフラムの荷重−変位曲線(フィーリングカーブ)を、設計上望ましい挙動を示すタイプとその他のタイプに分類するモデルを作成した。この分類により、有効な設計パターンの選別が可能となった。第二段階では、望ましいタイプに分類されたケースについて、ピーク反力とボトム反力の差から算出されるクリック率(打ち心地の定量指標)を予測する回帰モデルを構築した。これにより、設計段階での感触評価が定量的に可能となり、好ましい打ち心地を持つダイヤフラム形状の効率的な探索が実現された。
 本成果は、PBL(Project-Based Learning)の一環として実施された取り組みである。
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                | 講演2 | 「タイミングベルトFEM解析の機械学習によるサロゲートモデル構築」 | 
          
                | 時間 | 14:00〜14:45 | 
          
                | 講師 | 三ツ星ベルト株式会社  村吉 浩明 氏 | 
          
                | 概要 | 当社では、タイミングベルトの設計において、その機能性や耐久性の向上を目的にFEM解析を積極的に活用してきた。しかし、FEM解析は高精度である一方で解析時間が長く、設計の試行錯誤や最適化において効率性が課題となっている。こうした背景から、近年では機械学習を用いたサロゲートモデルの導入を進めている。本講演では、サロゲートモデル導入の経緯や初期的な取り組み、タイミングベルト設計におけるモデル構築の具体例を紹介する。さらに、サロゲートモデルの活用によって実現される設計業務の効率化や高精度化の可能性についても展望を述べる。 | 
              
                | 講演3 | 「CNNによる基板温度予測サロゲートモデル開発によるCFD計算高速化」 | 
              
                | 時間 | 15:15〜16:00 | 
              
                | 講師 | パナソニックコネクト株式会社 入来院 美代子 氏 | 
              
                | 概要 | 近年、電子機器は高精細化、高輝度化により発熱量が増大し、熱課題が深刻化している。 それに伴い、高精度な結果を得るためにCFDのメッシュ数が増大し、計算時間に膨大な時間がかかる。また、計算ハードにコストをかけても計算時間短縮には限度がある。これらの課題を解決するために、ソルバーをAIで開発したサロゲートモデルに置き換え、計算時間短縮を実現した。これによって設計アイデアをその場で評価でき、早期課題解決、網羅的な検討が可能となる。
 本発表では、具体的にネットワークの選定、学習データの作成、サロゲートモデルの精度向上の方法、サロゲートモデルの課題について報告する。
 
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                | 講演4 | 「ナノシミュレーションとマテリアルズインフォマティクスによるデータベース構築 」 | 
              
                | 時間 | 16:05〜16:50 | 
              
                | 講師 | 株式会社コベルコ科研 狩野 恒一 氏 | 
              
                | 概要 | 第一原理計算は実験値を用いずに物性予測が可能な手法である一方で、計算コストが問題となる。一方で近年のMaterials Informaticsの発展とともに機械学習、深層学習との組み合わせにより材料開発の高効率化が進められている。本講演ではスーパーコンピューター「富岳」を用いた腐食についての事例や磁性材料についての事例紹介を行い、データベース構築や利用についての議論をする。 | 
              
                | 閉会・総評 | 時間 | 16:50〜17:10 | 
              
                | 講師 | 大阪成蹊大学 劉 継紅 氏 | 
              
                | 交流会 | 時間 | 17:40〜19:40 | 
              
                | 内容 | 別会場(徒歩10分のお店)で開催します。 参加費用(4,000円)(消費税込み)が別途必要です。
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                | 時間割 | 参照ください。  | 
              
                |  | ※ 資料がダウンロードできない場合の対策:  
 注:資料のダウンロードは、Chrome, FireFox をお使いください。
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                | 講演資料 | 講演1 | 「キーボードの快適な打ち心地を予測するサロゲートモデルの構築」 大阪成蹊大学 3年生チーム
 大南 弘樹氏、土田 真緒氏、田中 若羽氏、喜田 和樹氏
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                | 講演2 | 「タイミングベルトFEM解析の機械学習によるサロゲートモデル構築」 三ツ星ベルト株式会社  村吉 浩明 氏
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                | 講演3 | 「CNNによる基板温度予測サロゲートモデル開発によるCFD計算高速化」 パナソニックコネクト株式会社 入来院 美代子 氏
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                | 講演4 | 「ナノシミュレーションとマテリアルズインフォマティクスによるデータベース構築 」 株式会社コベルコ科研 狩野 恒一 氏
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                | 団体会員様展示 | 公益財団法人計算科学振興財団 | 産業利用向けFOCUSスパコンとスパコン事例集#14のご案内 |  | 
              
                | オープンアイティ・ジャパン合同会社 | CAEコスト低減と業務生産性の向上を両立 「Open iT」 |  | 
              
                | 株式会社インサイト | ADVENTURE_Magnetice_on_Dify(仮称) |  | 
              
                | DEP Japan株式会社 | CAEプラットフォームDEP MeshWorks |  | 
              
                | 団体会員様 配布資料
 | 株式会社フォトン | PHOTO-Series PHOTO-WAVE
 PHOTO-EDDY
 PHOTO-MAG
 PHOTO-VOLT
 PHOTO-GRADE
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                | オープンアイティ・ジャパン合同会社 | LicenseAnalyzer 技術系ソフトウェア・
 ライセンスの
 管理を容易にする
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                | SCSK株式会社 | Neural Concept Studio 深層学習AI/Saasによる
 解析結果予測シミュレーション
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                | 株式会社インサイト | ハンズオンセミナー ADVENTURE on Difty(仮称)
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                | 公益財団法人 計算科学振興財団(FOCUS) | 2025年度FOCUSスパコン スパコンと計算科学利用事例集#15
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                | 参加費用 | 第102関西CAE懇話会 参加費用 ■CAE懇話会個人会員
 ・一般     :2,000円(税込)
 ・学生会員  :無料
 ■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
 :2,000円(税込)
 ■CAE懇話会個人会員外
 ・一般     :3,000円(税込)
 ・学生/院生:1,000円(税込)
 ※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
 申し込みをされた方にお支払方法を連絡いたします。
 ☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
 ※ 会場でのお支払いはできませんので、事前に振込みいただくか、請求書による振込のいずれかでお支払いください。
 ※ 請求書および領収書について、PDFファイルをメールで送付します。
 紙の書類の郵送は行いません。
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                | 新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、7月24日(金)までに 個人会員登録申請を行ってください。すでに個人会員の方は、その必要はありません。
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                | 参加申込 | 事前申し込みは終了しました。 
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                | 参加条件 | 1.開催日の2日前まで(7月29日(火)17時まで)に申し込みを完了されていること。 参加方法等を開催日の前日までにご連絡いたします。
 
 2.オンライン参加の場合:
 (1)参加は個人単位であること。
 複数人での視聴は、禁止であること。
 同一箇所で複数人で参加される場合も、個別に申し込むこと。
 1人1端末でのアクセスとすること。
 
 (2)講演の内容を録画・録音されないこと。また、講演画面のスクリーンショットを取らないこと。
 
 (3)参加されるときに使用されるPCにカメラを接続され、当日の受付時にカメラ接続すること。
 スマホでの参加も可能ですが、その場合も当日受付時に、カメラ接続すること。
 受付時に、カメラで確認させていただきます。
 
 (4)当日、オンライン会議に参加されるときは、氏名が分かるような形で参加すること。
 ログイン名に氏名を日本語で記入すること。
 
 3.参加者リスト(お名前と所属)を、講演資料と同様にパスワードをつけて、配布することに同意いただけること
 
 4.上記に同意いただけない場合は、参加が不可となることを了承いただけること。
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                | 資料 (注1)
 | 配布可能な資料は、開催前に申し込みをされた方に、資料入手用パスワードをご案内します。。 なお、資料入手用パスワードを受け取られた場合は、当日不参加の場合も参加費用を請求させていただきます。
 当日不参加の方で、資料を希望される場合に、参加費用をお支払いいただくことで、資料を入手できるようにしています。そのため、公平性の観点から、ご理解をいただくよう、お願いいたします。
 
 当日不参加で、資料を必要とされる方も、事務局(jumukyoku5@cae21.org)までご連絡ください。
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                | 備考 | 1.内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。 
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