第62回関西CAE懇話会  
協賛  京都大学学術情報メディアセンター
テーマ  「最適化と3Dプリンティング」
日時  2018年10月26日(金)10時〜18時40分
場所  京都大学 国際科学イノベーション棟 5階 シンポジウムホール
 〒606-8501
 京都市左京区吉田本町 国際科学イノベーション棟 
   正門から入って時計台の右手すぐです。

  学内キャンパス地図:  Access
   (No.69が国際科学イノベーション棟です)
  
  最寄駅: 京阪電車 出町柳駅から徒歩20分
        阪急電車 河原町駅からバス約25分
        地下鉄  今出川駅からバス約10分   Access
   
受付  9:30 受付開始  
基調講演 および特別講演、技術講演
基調講演    「トポロジー最適化の最新状況とアディティブ・マニュファクチャリング」 
講師 京都大学大学院工学研究科 機械理工学専攻 生産システム工学研究室 
  教授  西脇 眞二氏
時間  16:15-17:15
概要 トポロジー最適化は,構造の形状に加え穴の数の増減のように形態の変化も許容する最も自由の高い構造最適化の方法である.この方法により,性能の抜本的な向上を可能するだけでなく,新しい機能をもつ構造形状を創成することも可能とする.本講演では,まずトポロジー最適化の基本的な考え方とその一般的な方法について説明する.次に,この一般的な方法の問題点と,その問題を本質的に解決可能とする京大で開発したレベルセット法とフェーズフィールド法に基づく方法について概説する.さらにこの方法を,構造,熱,流体,電磁波,さらにはメタマテリアルの構造設計のような材料設計問題に展開した事例を示す.最後に,トポロジー最適化とアディティブ・マニュファクチャリングを統合化することによる新しい物作りの展望について説明する.
技術講演1    表面テクスチャ・メカニカルシール開発における形状最適化技術の適用」
講師 イーグル工業株式会社 技術本部・技術研究部 井上 秀行 氏 
時間 13:30-14:00 
概要 メカニカルシールに要求される環境配慮性能は年々厳しくなっており、これに対応すべく開発した次世代型メカニカルシールに用いている表面テクスチャリング技術は、超低トルクとなる潤滑機能とゼロリークという密封機能を両立させるために,今や無くてはならない必須の技術となっております。
この次世代型メカニカルシールの開発において、絶対的自信を持つ形でのその驚異的な性能の発見と実現は,ロバスト最適化技術の適用によるものであったと表現しても過言ではありません.
本講演では、表面テクスチャ・メカニカルシール開発における形状最適化技術の適用事例につきまして,開発スピードを著しく向上することができたベンチャー指向型開発環境への取り組みと絡めて紹介致します。
技術講演2     「Digimatによる3Dプリント部品の性能予測」
講師 ソルベイ・ジャパン株式会社 エンジニアリングプラスチックス 堀内 英臣 氏
時間 14:00-14:30
概要  ソルベイ・パフォーマンス・ポリアミド事業部が数年前に開発・商品化した3Dプリント用PA6粉末材料シンターラインは、SLS (Selective Laser Sintering)工法に特化した材料で、従来のPA12材料に比べて耐熱性や機械的強度が高いため、工業部品の性能評価用試作品や小量生産部品などに利用され始めている。これらの部品は機能性や強度性能が要求されるため、事前にCAEなどで造形後のソリや部品強度などの構造解析を行い、適正な部品設計をしておくことで、製品価値を高め、設計プロセス全体の納期短縮やコスト低減に繋げることが可能となる。本セミナーでは、SLSなどの積層造形法固有の材料物性の異方性を考慮し、造形部品の強度とソリを最適化するシミュレーションソフトウェアと適応事例を紹介する。
技術講演3    「金属光造形プロセスのSPLICEコードによるレーザー照射加工条件の最適化(仮)」
講師 国立研究開発法人日本原子力開発機構 敦賀総合研究開発センター 
  村松 壽晴 氏
時間 14:30-15:00
概要 レーザー加工において,意図した性能や製品を実現するためには,ここで発生する溶融・凝固現象などを含む複合物理過程を的確に把握した上で,レーザー加工照射条件などを適切に設定する必要がある.しかしながら,この条件適切化作業は,繰返しによる膨大なオーバーヘッドを伴うのが一般的であり,多品種少量生産などを指向する産業分野へのレーザー加工技術の導入を阻害する一因ともなっている.
本講演では,加工材料にレーザー光が照射されてから加工が完了するまでに発生する複合物理過程を定量的に取扱えるようにするために開発中の計算科学シミュレーションコードSPLICEの概要、および金属光造形加工プロセスに対する評価例を紹介する。次いでSPLICEコードは、金属光造形加工プロセスに対する設計空間を可視化するとともに、レーザー加工照射条件などの設定に伴うオーバーヘッドを低減させるためのフロントローディングツールとして有効であることを述べる。

特別講演    「3Dプリンティング技術の世界動向と活用事例」
講師 リコー・ジャパン株式会社 新規事業本部 産業ソリューション事業部 
  三浦 邦博 氏、 岩瀬 智之 氏
時間 15:15-16:15
概要 近年、急速に進みつつある3D技術において設計者・技術者が持つ形状イメージを形にする3Dプリンティング技術。
その技術は今もなお進化し続けてながら、低価格化も進んできております。
また日本における技術環境は世界と比べて大変遅れているという現状を確認しつつ、その先を見直すタイミングに来ています。
本セミナーでは大きく以下のポイントを中心として
・AMとは
・世界技術動向
・AM7つの方式
・リコー社内事例紹介
・社外の事例紹介
・今後の3Dプリンティング技術とは
リコーの技術者が社内外の事例と共に技術解説を行います。
 団体会員様講演  
団体会員様講演1    「サイバネットが提供するAdditive Manufacturing(AM)ソリューションのご紹介」
講師  サイバネットシステム株式会社 柚木和徳 氏、喜多雅子 氏 
時間  10:00-10:30
概要  3Dプリンタを用いた積層造形(Additive Manufacturing)技術で作成されるラティス構造は、ピラーの密度分布や材料挙動が制御できる特徴を持ちます。本講演では、均質化解析手法によって材料挙動を予測する"Multiscale.Sim"と積層造形プロセスを解析する"ANSYS Additive Print/Additive Suite"の2製品について、解析事例を交えて紹介をいたします。
団体会員様講演2  「MSCが提案する3D造形予測技術」
講師 エムエスシーソフトウェア株式会社  川上 竜太 氏
時間  10:30-11:00
概要  3Dプリンター造形技術は治工具を用いることなく極めて複雑な部品を成形可能であり、多品種少量生産の産業構造中核を担う技術です。一方で造形時に生じるひずみにより想定した形状が得られない事もあり、プロセスシミュレーションによる造形予測技術を必要とします。本講演では位相最適化解析と連携した、3Dプリンター造形予測技術についてご紹介します。 
団体会員様講演3   「設計の最適化と金属3Dプリンティング・サービス」
講師  シーメンスPLMソフトウェア・コンピューテイショナル・ダイナミックス株式会社
  渡邊 和嗣 氏
時間 11:00-11:30
概要 機械設計の最適化は実際のものづくりに適用可能な製造技術の制約と特性を前提として成立します。従来の切削加工や鋳造技術に代わってこの制約を大きく排除し最適化の可能性を広げる技術として金属3Dプリンティングが注目されていますが、この技術にも自ずから制約や特性が有ります。 これを実際に「使える」技術にするサービスの提供者として、Materials Solutions (Siemens Group) の金属3Dプリンティング・サービスをご紹介致します。
団体会員様講演4   「SOLIDWORKSアドイン構造最適化ソフトHiramekiWorksのご紹介 」
講師 株式会社構造計画研究所  三笠 睦実 氏 
時間 11:30-12:00
概要  世界ではじめて構造最適化を商用化した株式会社くいんとと当社の共同ビジネスによる新製品[構造最適化ソフトHiramekiWorks]を紹介いたします。トポロジー最適化と形状最適化の二種類の手法を搭載しておりますので、設計の幅広いシーンでご活用いただく事が可能なソフトです。今回は3Dプリンターと連携活用した事例も併せて、様々な最適化事例を紹介いたします。http://www.sbd.jp/product/kozo/hirameki_workssolidworks.shtml
OpenCAE研究会(1)  活動報告
活動報告          時間  13:30〜14:30
概要 OpenCAE研究会は、2018年度から始まりました。昨年度まではSalome-Meca活用研究会として活動してきましたが、対象のソフトウェアの拡大を考慮し、名称を変更しています。現在、4つの分科会(それぞれソフトウェア名称+活用研究会という名称としています)での活動を開始しています。各分科会から、今年度の計画について報告します。
なお、研究会については、現在でも新規参加可能です。
Salome-Meca活用研究会活動報告
講師 株式会社イトーキ  龍野 潤 氏
LIGGGHTS活用研究会活動報告
講師 株式会社インサイト  三好 昭生 氏
Elmer活用研究会活動報告
講師 日立造船株式会社  松原 大輔 氏
PrePoMax活用研究会報告
講師  株式会社アルゴグラフィックス 辰岡 正樹 氏
 OpenCAE研究会(2)  PrePoMax演習
演習 「PrePoMax演習」
講師 岐阜工業高等専門学校 教授 柴田 良一 氏
時間 14:30〜16:15
概要 PrePoMaxは、ソルバーにCaliculiXを組み込み、プリポストとしては、非常に使いやすいユーザーインターフェイスを有するライセンスフリーのソフトウェアです。PrePoMaxの機能、使いやすさを実演によりご確認いただけます。ノートPC(*1)を持ち込み、PrePoMaxを導入されたい方は、申し込み時に連絡欄にその旨、記載ください。講師が執筆した解説書は、会場でも有料で入手いただけます。ご希望の方は、申し込み時に連絡欄に、記載ください。なお、演習に不参加でも解説書を希望される場合も対応いたします。
*1: ノートPCのOSは、Windows10 Enterprise64ビット版。メモリは2GB以上。
  HDDの空き容量は、5GB程度必要です。
解説書:
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2062-6
実験とCAE「音のFFT(叩いて鉄パイプの傷を見つけよう)」
実験とCAE  講師 オフィスYYL  吉田 豊 氏
(撮影) フォトロン株式会社  
 吉田 親平 氏
時間 13:30〜16:15
概要 1回目:13:30〜14:25
2回目:14:25〜15:20
3回目:15:20〜16:15

3回とも同じ講義です。

[目的]
叩いた音を聞いて傷の状態を推定しよう。

[内容]
6本の鉄パイプを木製ハンマーで叩きます。
(全部音が違うはずです。違う理由を目で確認します。)
2本を選択してもう一度叩き、その音を録音します。
2つの音をエクセルのFFTで比較します。

[注意事項]
各回とも募集人数は10名とします。
できるだけパソコン持参で参加して下さい。
必要なのはエクセルの分析ツールです。
持参できない場合はデータを司会者が解析します。
何回参加してもらっても良いです。

 サンプル  
   Sample

団体会員様デモ展示  (申込受付中)
内容         株式会社 構造計画研究所    構造最適化ソフトウェア「HiramekiWorks」、他
サイバネットシステム株式会社  金属3Dプリンター向け解析[ANSYS Additive Print]
公益財団法人計算科学振興財団  FOCUSスパコンと利用講習会(東京・名古屋)のご紹介
交流会   
内容 参加者の交流 
時間 17:25-18:40
参加申込  
参加費用   第62回関西CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員
   ・一般    :2000円(税込)    ・学生会員 :無料
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
   ・2000円(税込)
■CAE懇話会個人会員外
   ・一般    :3000円(税込)    ・学生/院生: 1,000円(税込)
 
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
 上記の参加費用ですべてのコース(交流会を含む)に参加いただけます。
  当日受付にてお支払いください 。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。

 
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に CAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。
会場での請求書支払申込はできません。
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、10月19日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。
時間割  
参加申込 申込みはこちらから Entry
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。