更新日:2009年1月21日

第13回関東CAE懇話会
テーマ ものづくりとCFD
日時 2009年1月23日(金)10:00〜
場所 恵比寿ガーデンプレイスタワー 日本SGI株式会社B1F SGIホール
 〒150-6031 東京都渋谷区恵比寿4-20-3
受付 9:30受付開始 恵比寿ガーデンプレイス B1F SGIホール前にて
交通 JR山手線、東京メトロ日比谷線 恵比寿駅より徒歩約10分。
    http://www.sgi.co.jp/company_info/map1.html
    http://gardenplace.jp/ygptower/b1f.html
    ・マクドナルド(図中27番)の隣に入口があります。
    ・会場はB1ですが、空が見える広場に面していますので、
     フロアを勘違いされないようにご注意ください。
基礎講座 基礎講座 「流体力学基礎講座」
講師:  山本 誠 様(東京理科大学 教授)
時間:  10:00〜12:00(120分)
概要: 流体力学の基礎方程式の導き方、方程式の意味するところ、性質、計算をする上での注意点などを中心に、流体力学の基礎を述べる。また、解析をする際の境界条件の与え方の重要性も示す。
技術講演 技術講演@ 「粒子法の現状と産業における活用」
講師:  藤澤 智光 様(プロメテック・ソフトウェア株式会社 代表取締役社長)
時間:  13:00〜13:50(50分)
概要: 粒子法はメッシュを必要としない新しい解析手法で、マルチフィジックス解析、移動境界問題解析等に威力を発揮します。また、CADモデルからダイレクトに解析を実行することが可能であり、強力で直感的な「デザインCAEツール」となります。その一方で、従来手法とは異なる運用ノウハウが必要となるのも実情です。本講演では、粒子法の実問題への適用事例を通して、産業の現場で粒子法を活用するノウハウをご紹介します。
技術講演A 「化学プラントにおけるCFDの活用 −気泡塔設計支援のコツ−」
講師:  島田 直樹 様(住友化学株式会社 生産技術センター 主任研究員)
時間:  13:50〜14:40(50分)
概要: 多流体モデルは、現時点で最も使用されている混相流モデルの一つです。
本講演では、多流体モデルを用いた気泡塔解析に焦点を当て、(1)メッシュ分割は程々に、(2)二相乱流は未解明、(3)状態方程式や化学変化を解く時は一工夫、(4)泡は観察できる、等の設計支援をおこなう際の経験談をお話します。
技術講演B 「蒸気タービン開発のための流体解析手法」
講師:  妹尾 茂樹 様(株式会社日立製作所 エネルギー・環境システム研究所)
時間:  15:10〜16:00(50分)
概要: 蒸気タービンの開発に用いる流体解析技術の特徴と、その適用例について紹介します。
蒸気タービンは、世界の発電設備容量の80%以上を占める重要な流体機械であり、その高効率化が、環境問題の解決に対する寄与は大きく、現在も世界中で技術開発が続けられています。
約300気圧の高圧高温の過熱蒸気から、真空に近い湿り蒸気まで、1000倍以上の体積膨張を、数十段もの段落により動力に変える蒸気タービン中の流れは、レイノルズ数が104〜108と幅広い、マッハ数2.0を超えるものもある、非平衡凝縮による気液相変化を伴う等の特徴があります。この複雑な流体現象を、流体解析と実験により解明して、効率と信頼性の高い蒸気タービンの開発を行っています。
基調講演 「マルチフィジックス・マルチスケール解析への展望
 −量子力学から連続体力学に至る階層的力学体系の構築−」
講師:  松本 洋一郎 様(東京大学大学院 工学系研究科 教授)
時間:  16:05〜17:00(55分)
要旨:  高度化・複雑化する工学に対応するには、学術融合、協働により、基盤的学術、設計手法としてのモデリングあるいはハイパフォーマンス・シミュレーションの学理を深化させ、新たな工学の体系化を行う必要がある。
そのため、量子力学から連続体力学に至る計算手法の開発が必須となる。
ここでは、それらの手法について述べる。
交流会 交流会
時間: 17:10〜19:30
ナイトサイエンスの部 17:15〜18:10(55分)
講師:藤代 一成 様(東北大学 流体科学研究所 教授) 
「再生音楽家の徒然 - 藤代一成式クラシック音楽の楽しみ方 -」
「のだめカンタービレ」の放映後、クラシック音楽の愛好家の裾野はますます拡がっているようです。幼少の頃、黒鍵が怖くてピアノ演奏を断念したトラウマから脱却するべく、日夜仕事の合間を見ては貪るように聞いているクラシック音楽の楽しみ方のツボを、当夜は思わずニンマリしていただけるような具体例を交えながら、ほんの少しだけご紹介いたします。
藤代先生のご講演終了後から交流会終了時刻(19:30)までは
ご自由にご歓談下さい
資料展示 CAE懇話会団体会員企業の資料展示コーナーを設けます。
最新の情報収集にお役立てください。


  出展団体会員企業名(受付順、敬称略)
   =出展団体会員受付中です。=
<資料展示>
テクノスター 国産CAE汎用ソフト【 TSV 】製品情報
エムエスシーソフトウェア 複合領域解析(MD)ソリューション
アルテアエンジニアリング HyperWorksカタログおよび事例集
トヨタテクニカルディベロップメント 「TTDCのCAE受託解析のご案内」
HPCシステムズ 各社CAE製品に最適なハードウェアソリューション
ヴァイナス FieldView他 CFD/CAE業務効率化ツール
計測エンジニアリングシステム  COMSOL Multiphysics
サイバネットシステム    CODE VLightTools光学エンジニアリングサービスCAE Univ.
アドバンストテクノロジー タービン概要設計・大規模アセンブリソルバー他
構造計画研究所 熱流体解析のFloEFDシリーズ
プロメテック・ソフトウェア 粒子法CAEソリューションのご紹介
ソフトウェアクレイドル 国産熱流体解析ソフト
時間割 こちらを参照ください。
参加費用 第13回関東CAE懇話会 参加費用
CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
   ・一般    :2000円(税込)    ・学生/院生:1000円(税込)
CAE懇話会非個人会員
   ・一般    :3000円(税込)    ・学生/院生:1000円(税込)
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
  当日受付にてお支払いください 。

参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前にCAE懇話会事務局までご連絡ください。会場での請求書支払申込はできません。
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、1月16日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。
なお、会場での年会費支払いは、本年度からはできませんので、ご了承ください。
年会費のお支払いにつきましては、別途ご連絡いたします。
参加申込 Webからのお申込は締め切りました。
参加ご希望の方は、当日の会場受付まで直接お越し下さい。
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。