第40回関東CAE懇話会
(オンライン形式)
テーマ 「シミュレーションデータと実測データとの融合」 
日時   2022年4月15日(金)13:00〜17:50           
場所 オンライン形式での開催
定員 100名
オンライン
会議
WebExを使用します。はじめて使用される方、あるいは事前テストを希望される方は、事前テスト時間枠をご連絡します。 
受付 12:30 受付開始 
はじめに 「ご挨拶」
講師 関東CAE懇話会 会長 
横浜ゴム株式会社 エグゼクティブフェロー・研究室長
    小石 正隆 氏
時間 13:00〜13:10
特別講演  「実験とシミュレーションを統合した生体分子構造ダイナミクスのモデリング」
時間 13:10〜13:50
講師 埼玉大学 大学院 理工学研究科 准教授
    松永 康佑 氏
概要 生体分子の機能に関わる構造ダイナミクスを観測することは重要であるが,実験計測には時間・空間解像度に限界がある.一方で分子シミュレーションは原子解像度でダイナミクスを観察することができるが,現象によってはモデルパラメータ精度に限界がある.そこで我々は,実験・シミュレーション双方のデータを相補的に組み合わせて統合し,より高解像度・高精度な構造ダイナミクスを調べる手法を開発・応用してきた.講演ではこれまでの応用例を紹介するとともに,現在取り組んでいる高速原子間力顕微鏡データを用いた研究を報告する.
講演1  データ同化を利用したペルチェ素子の熱解析高精度化
時間 14:00〜14:40
講師  株式会社 日立製作所 研究開発グループ
電動化イノベーションセンタ 主任研究員
    佐藤 航 氏
概要  精密な温度制御を要求する装置ではペルチェ素子が広く用いられており,ペルチェ素子による温度制御を高速かつ高精度に計算する手法が必要となる。しかし,ペルチェ素子の特性は素子温度に依存して変化するため,非定常の温度制御を高精度に計算することは容易ではない。この課題に対し,ペルチェ素子の温度特性を考慮した熱回路網モデルと,データ同化技術により温度データから温度特性係数を推定する手法を開発し,素子特性の変化を考慮した高精度な温度計算を実現した例を紹介する。
講演2 「Hexagonが提唱するSmartHVACのご紹介」
時間 14:50〜15:30
講師 エムエスシーソフトウェア株式会社
(Hexagon Manufacturing Intelligence Japan)
DEPシステム事業部  シニアマネージャー
  赤迫 清司 氏
概要  コロナ感染症、省エネルギー化への取り組み、WELL認証評価など、今日社会的に空調システムに対する要求は高まりを見せています。また、建築にかかるプロジェクトは多様な階層の人々が関わりあうことで業務が進行していきますが、それが故にコンセンサスの共有が難解という課題もあります。
そのような問題に対して、近年Hexagonが提唱する、デジタルと計測データの融合により実現される空調 DX = "SmartHVAC" のご紹介をさせていただきます。iPad/iPhoneといった日常使いの簡便な媒体を利用した結果の共有を含めて、"SmartHVAC" を適用したパシフィコ横浜の具体事例について説明します。最後に、"SmartHVAC"のさらなる発展の可能性についても言及します。
講演3 「CAEと実測のこれまでとこれから −材料同定からデジタルツインまで−」 
時間 15:40〜16:20
講師 株式会社 JSOL エンジニアリング事業本部
研究開発部 研究開発課
    坪井 成文 氏
概要  CAEと実測の付き合わせは普遍的なテーマであるが、時代のニーズに応じてCAEの役割が変更・拡大してきた。その変遷を、起点となった技術革新と共に解説し、JSOLの事例を紹介する。また、本会の主題であるデータ同化はまだ産業応用が本格化していない技術であるが、JSOLとの接点とこれまでの取り組み、これからの展望について紹介する。
基調講演 「ものづくり」におけるデジタルツイン ー基本要素とその意義を考えるー」 
時間 16:30〜17:20
講師 東京理科大学 工学部情報工学科 教授
    藤井 孝藏 氏
概要 今期の科学技術基本計画にも使われたことでデジタルツインと言う言葉をあちこちで目にする機会が非常に増えた.講演では,計算工学的な視点も交えて,デジタルツインの価値,実現のための要素,考え方などを示し,「ものづくりにおけるデジタルツイン」の現状と課題,今後の展望について私見を述べさせて頂きたい.講演の後半では,実現に向け一昨年にスタートしたHxGN/TUSデジタルツインラボラトリの活動についてもご紹介する.
オンライン
交流会
時間 17:20〜17:50
概要 オンライン形式の講師や参加者との交流会です(oVice利用)
時間割    参照ください。   
講演資料       特別講演   Doc
講演1 Doc
講演2 (準備中)
講演3 Doc
基調講演 Doc     藤井先生ご講演資料改訂版
団体会員様資料                 株式会社くいんと Doc  夢のあるCAEを日本から  
        〜製造業界および社会への貢献を目指して〜
株式会社フォトン Doc Photo-Seriespパンフレット
日本テクノフォート株式会社 Doc CAE解析用ゴム材料データベース・CAE解析精度向上ゴム         二軸引張試験・ライセンス制限無しWebブラウザCAEソフト
日本マイクロソフト株式会社 Doc rescale ScaleX on Azure
株式会社エステック  Doc エステックのモータ騒音低減ソリューション
株式会社CAEソリューションズ  Doc E-LEARNING 今こそ、CAE通信教育にトライ!
株式会社中央図研  Doc 熱/エネルギーマネージメントソフトウェア
公益財団法人計算科学振興財団  Doc スパコンシミュレーション事例集
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社  Doc cadence TECHTALK
        Omnis-メッシュ作成から計算までを1つの環境に
株式会社インサイト DocCAEの為のデータサイエンス勉強会
参加費用 第40回関東CAE懇話会 参加費用
■CAE懇話会個人会員
   ・一般     :2,000円(税込)
   ・学生会員  :無料
■CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
            :2,000円(税込)
■CAE懇話会個人会員外
   ・一般     :3,000円(税込)
   ・学生/院生:1,000円(税込)
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
 申し込みをされた方にお支払方法を連絡いたします。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前にCAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、4月7日(金)までに
個人会員登録申請
を行ってください。すでに個人会員の方は、その必要はありません。
参加申込 申込受付は終了しました。
参加条件 1.開催日の3日前まで(4月12日(火)17時まで)に申し込みを完了されていること。
  参加方法等を開催日の前日までにご連絡いたします。
2.参加は個人単位であること。
  複数人での視聴は、禁止であること。
  同一箇所で複数人で参加される場合も、個別に申し込むこと。
  1人1端末でのアクセスとすること。

3.講演の内容を録画・録音されないこと。また、講演画面のスクリーンショットを取らないこと。

4.参加されるときに使用されるPCにカメラを接続され、当日の受付時にカメラ接続すること。
 スマホでの参加も可能ですが、その場合も当日受付時に、カメラ接続すること。
 受付時に、カメラで確認させていただきます。

5.当日、オンライン会議に参加されるときは、氏名が分かるような形で参加すること。
  ログイン名に氏名を日本語で記入すること。

6.上記に同意いただけない場合は、参加が不可となることを了承いただけること。 
 資料
(注1)
配布可能な資料は、開催前に申し込みをされた方に、資料入手用パスワードをご案内します。。
なお、資料入手用パスワードを受け取られた場合は、当日不参加の場合も参加費用を請求させていただきます。
当日不参加の方で、資料を希望される場合に、参加費用をお支払いいただくことで、資料を入手できるようにしています。そのため、公平性の観点から、ご理解をいただくよう、お願いいたします。

当日不参加で、資料を必要とされる方も、事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。



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