外村 彰氏 の基調講演
関東CAE懇話会会長 小林淳一
 今回の基調講演講師である外村彰(とのむら あきら)さんのご紹介をします。
外村さんは、“電子を使った顕微鏡”の開発を長年続け、量子力学の世界で100年以上論争が闘われていた「アハラノフ・ボーム(AB)効果」の存在を実験的に証明し、世界をあっと驚かせました。この成果は、英国王立研究所にて170年以上にもわたって続けられている権威ある講演会「金曜講話」でも発表され、大変な賞賛をはくしました。現在では、外村さんのもとに世界的に有名な物理学者が集まり、共同研究やシンポジウムが行われています。

 上記成果の他にもたくさんの研究成果を挙げられ、仁科記念賞、朝日賞、日本学士院恩賜賞・学士院賞、フランクリングメダル、文化功労者顕彰、他たくさんの賞を受賞されています。

 このような世界トップの物理学者をお迎えし、講演をお聞きする機会は大変貴重です。分かりやすく講演していただけるようにお願いしてはありますが、やはり専門用語が出てきて理解が難しいところもあるかとは思いますが、どんな思いで研究されてきたのか、その結果感じられていることは何か、など、我々の普段の生活にも通じる部分もあり大変参考になると思います。この機会を逃すことなくご参加いただければ講演企画者として幸いです。
(金曜講話写真)
http://www.englink21.com/i-eng/column2/clm031/clm001.html

これまでマックスウェル、レーリー卿、デュワー、フレミング、J.J.トンプソン、P.キュリー、ラングミュラー、クロトー等、ノーベル賞クラスの科学者も講演している。