セッション1 金型におけるCAEの活用(企業事例)
(1) 時間 11:30-12:00
 タイトル 「アルパイン株式会社におけるCAEの取組みについて」
 講演者 アルパイン株式会社 サウンド製品開発部 木下 佳久氏
 概要 アルパインは製品のQFD達成に向けてCAEを活用しております。 今回は、これまで10年取り組んできたCAEの取り組みと金型におけるCAEの取組み状況、最後に今後のCAEの取組みについて報告します。
(2)時間 13:00-13:30
 タイトル 「腕時計部品のCAE活用による品質改善」
 講演者 盛岡セイコー工業株式会社 型技術部 渡辺龍治氏
 概要 量産品の成形不良改善策として行った流動解析と金型仕様変更事例についての紹介する。
(3) 時間 13:30-14:00
 タイトル 「非接触動力伝達における磁場解析の活用」
 講演者 株式会社プロスパインR&Dセンター 研究開発係 鈴木 雄真氏
 概要 当社は永久磁石や電磁石を用いた非接触式動力伝達装置を開発、製造しております。磁力を用いれば歯車、カップリング、ブレーキ、クラッチなどの動力伝達面を非接触にでき、騒音・振動・磨耗などを大幅に低減することが可能です。磁力をロスなく動力伝達として使うために磁気回路設計には磁場解析ソフトが欠かせません。磁場解析事例を、解析結果に実測結果と動画を踏まえご紹介致します。
(4) 時間 14:00-14:30
 タイトル 「製造業におけるCAE活用事例の紹介」
 講演者 株式会社デジアイズ 生産技術部 技術研究室 兼務 千田 浩昭氏
 概要 製造業においてはCAEを活用する場面があまり多くないように思われますが、よく見ると随所にCAEの裏づけがあると良い場面が散見されます。そこで、研究開発、VA提案、生産設備改善検討の各場面でCAEを活用した事例を紹介します。
(5) 時間 14:30-15:00
 タイトル 「射出成形品設計における樹脂流動解析の活用方法」
 講演者 アルプス電気株式会社 技術本部M試作部システム技術G 増田 直氏
 概要 当社では、射出成形部品の設計段階にて、樹脂流動解析の結果をモデル検証に使用している。「解析結果は出たものの、その活用の仕方が分からない」「そもそも解析結果に精度はあるのか」「モデル完成が遅く、流動解析が出図に間に合わない」という課題を解消するべく、フロントローディングによる解析部門・金型製作部門の設計初期段階への入り込みや解析結果の精度確認という樹脂流動解析の活用取組を紹介する。
(6) 時間 15:00-15:30
 タイトル 「高硬度アルミ合金のハイテン材用絞り金型への適用に関する金型強度の影響」
 講演者 発表者:株式会社いわて金型技研 清川 直寛氏、小原 裕太郎氏
 概要 自動車用プレス加工の試作用金型として高硬度アルミ合金の開発が行われている。自動車部品に使われるハイテン材の3次元形状の深絞り加工におけるワークの成形およびパンチへの応力解析を行い、ハイテン材のグレードとパンチ材に要求される強度について検討した。