セッション3 これからのCAEツール
(1) 時間 11:30-12:00
 タイトル ANSYSによる『これからのCAE』のご提案
 講演者 サイバネットシステム株式会社 松本 真周 氏
 概要 ANSYSは開発から既に40年以上が経過していますが、開発当初からMultiphysicsをキーワードとした様々な連成解析を提案し、3DCADの展開と同時に設計者向けCAEの提供を開始しました。現在は更にシステム設計との連携や、カスタマイズ環境の提供など、設計者の『開発時間短縮』を実現する機能を様々打ち出しています。本セッションでは、これらANSYSの開発方針を踏まえて、これからのCAEの役割を事例を交えてご紹介いたします。
(2)時間 13:00-13:30
 タイトル Phoenix SoftwareとShare Taskを核としたCAEの改革
 講演者 株式会社アルゴグラフィックス 後藤 成志 氏
 概要 解析プロセスの自動化および設計の最適化を支援するクライアントモジュールと、ワークフローや関連データをサーバ上で一元管理、共有可能なサーバサイドアプリケーションによる設計最適化ソリューションをご紹介いたします。
(3) 時間 13:30-14:00
 タイトル 形状認識並びに結果自動判断ソフトウエアーの開発
 講演者 インテグラル・テクノロジー株式会社  西浦 光一 氏
 概要 人 がPC画面でみているものを人の目に代わって、関数値で認知する技術を開発しました。ま た、人がソフトウエアーに対して行いたいことを、データ化し、対象ソフトウエアーの関数群に対して操作命令を出し、その結果の優劣を判断する技術を開発しました。そ の結果出来上がったのは自動車ボデイやトランスミッションのメッシュ自動作成プログラムFORTUNAや、中立面作成ソフトです。お客様が使い慣れたソフトウエアーに知的処理を与え、メッシュ等を考えられないスピードで作成します。
(4) 時間 14:00-14:30
 タイトル CAEの新時代を切り拓く複合領域解析技術のご紹介
 講演者 エムエスシーソフトウェア株式会社 永井 亨 氏
 概要 MSC Software Corporationは本年創立50周年の節目の年を迎えます。5月に開催されるMSC Software 2013 Users Conferenceでは、"A New Era Begins"と題して、次世代シミュレーションの中核となる革新的な新技術を発表させていただく予定です。本講演では、それに先駆けて、弊社が長年信頼と実績を積み重ねてきたMSC Nastran、Marc、Adams等の主要ソルバーとActran、Digimatなどの新技術を連携させた最新の複合領域解析技術をご紹介致します。
(5) 時間 14:30-15:00
 タイトル 新しい設計・製造支援のためにESIが提案する「End to End Virtual Prototyping」
 講演者 日本イーエスアイ株式会社 河田 志記 氏
 概要 多くの設計・製造現場でCAEは当たり前のツールとなりつつあり、今まで以上の高い精度で、より早いアウトプットを出すことを求められています。ESIからはそのニーズに対し「End to End Virtual Prototyping」を提案しています。これは性能評価において無視できない、プレス成形、溶接、鋳造などの製造過程を考慮することで、より精度の高い解析を実現するものです。また強度、剛性、振動、音響、衝撃など多くの性能評価項目に対し、1つのCoreとなるモデル(Single Core Model)を複数領域に適用することで効率化・合理化を図ることも可能です。
(6) 時間 15:00-15:30
 タイトル CAEと連携するツールとプロセス〜デザイン・詳細設計・解析・製造まで広がる3Dデータ活用で業務効率アップ〜
 講演者 計測エンジニアリングシステム株式会社  加藤 和彦 氏
 概要 3D-CADから出力された3Dデータ活用は、設計・解析・製造工程の個々の場面で効果を上げていますが、残念ながらデザイン・設計・解析・製造まで一貫した3Dデータの連携によるプロセス全体の最適化には至っていないのが現状です。プロセスの最適化により「ものづくり」の競争力を強化する、設計・解析・試作の3Dデータ連携について解説します。