第1回北海道・東北CAE懇話会 
主催 東北CAE懇話会
共催 北海道CAE利用技術研究会
産業技術連携推進会議北海道地域部会
INSデジタルエンジニアリング研究会
テーマ 北海道・東北地域の連携とCAE
日時   2015年10月30日(金)12:30〜17:00
場所 北海道大学FMI国際拠点セミナー室
札幌市北区北21条西11丁目

Access
受付 12:30受付開始
基調講演 「工学設計のための流れシミュレーション」
講師 北海道大学工学研究院 機械宇宙工学部門 教授 大島伸行氏
時間 12:35-13:20
概要 流れの数値シミュレーションは比較的大きな計算機リソースを要することが利用普及の制約となってきたが,最近のコンピュータ技術の発展普及にともないデスクサイドスケールの計算機でも3次元流れや複雑現象の解析が可能となってきた.ここでは,商用ソフトや汎用的フリーソフトウェアを用いたいくつかの応用事例(自動車空力,回転機械,マイクロ流れなど)を紹介し,流れの数値シミュレーションの技術普及動向や将来展望について議論したい.
事例紹介 「CAE懇話会の活動紹介〜日本のものづくり再興と地方創生のために〜」                     
 講師 ダイキン情報システム株式会社・特定非営利活動法人CAE懇話会 理事長 平野 徹 氏
 時間  13:20〜13:45
 概要 関西発祥のCAE懇話会の目的、活動の歴史と広がり、さらに機械学会等との連携によるワークショップ開催、人材教育のための活動を紹介する。特に、各地域独自に展開している懇話会の活動紹介を通して、今後の日本のものづくり再興と地方創生を提言したい。
「三次元測定器とデジタルエンジニアリング技術を用いた現物CAEの紹介
 講師 株式会社AIS北海道 技術推進部 臼井一雅 氏
 時間 13:45〜14:10
概要  近年の製造業では厳しい市場競争の中、短期間で低コスト、高品質な製品を市場に投入することが課題の一つとなっている。また、三次元測定器やソフトウェアの発達によって、現物ベースでの製品評価が容易になってきた。当社では、CAD/CAEを中心としたデジタルエンジニアリング技術を用いて上記課題解決の支援を行っている。現物から三次元測定、3DCADモデリング、解析モデリング、解析評価まで一貫した『現物CAE』の一例について紹介する。
 「リバースエンジニアリングの迅速化に関する研究」
 講師  (地独)北海道立総合研究機構 工業試験場 製品技術部 安田星季 氏
 時間   14:10〜14:35
概要  製品開発を効率的に進めるためのプロセスの一つである「リバースエンジニアリング」(RE)では各種のデータを作成する。これらのデータは、現物に応じた作業方法を選択しながら作成するため、多くの時間を要している。本研究では、このデータ作成時間を短縮するため、4つのデータ作成支援ツール(マニュアル1種、ソフト3種)を開発した。また、データ作成に特に多くの時間を要する鋳造品を対象に、開発ソフトの効果を検証する実験を行い、RE全体のデータ作成時間の短縮に有効であることを確認した。
 「東北大学の高性能計算環境とその利用支援の取り組みについて」
講師 東北大学  サイバーサイエンスセンター センター長・教授  小林 広明 氏
時間 14:45〜15:10
概要 東北大学サイバーサイエンスセンターは、大学に附置する全国共同利用型のコンピュータセンターとして、大学の萌芽的研究から実用化研究に至るまで、幅広い分野でのシミュレーション技術の活用、およびその高度化に取り組んでいる。最近では、社会貢献の一環として産業利用に対する計算機資源の提供およびその利用支援にも力を入れている。本講演では、東北大学の有する高性能計算環境について紹介し、その利用事例を通じて,利用支援の取り組みについて説明する。併せて、世界中で激しい開発競争が続けられている次世代スーパーコンピュータの研究開発動向についても述べる。
「いわてデジタルエンジニア育成センターのミッションと活動のご紹介」
 講師 いわてデジタルエンジニア育成センター センター長 黒瀬左千夫氏
 時間   15:10〜15:35
 概要 3Dデジタルエンジニアリングは、3DーCADを中核ツールとしてCAE等駆使する新たなものづくりとした産業革命的変革でありながら、人材育成、技術支援、連携支援体制が無いことが大きな課題となっています。
当センターが、全国唯一の、行政と連携した地域の技術支援施設として、活動してきた内容を事例を交えてご紹介いたします。
特別講演 「科学技術イノベーションを考えてみませんか」
 講師 京都大学  機械工学科 教授 小寺 秀俊 氏
 時間  15:55〜16:40
 概要 イノベーション創生と言う言葉が世間を賑わして すでに数年が過ぎています。いろいろなところで「イノベーション創生のために」とか「イノベーション戦略」と言う言葉がみ受けられますが、皆さんはこれをどうとらえられていますか。
これをCOI (Center of innovation)の京都の研究リーダーとしての立場から考察するとともに皆さんと意見交換をしたいと思います。
また、最近のビッグデータやopen science も考慮して、情報提供とともに意見交換できればと思います。
資料 事例紹介1  平野氏  :  事例紹介1
事例紹介3  安田氏  :  事例紹介3
事例紹介4  小林氏  :  事例紹介4
事例紹介5  黒瀬氏  :  事例紹介5
交流会  交流会 
時間 17:10〜18:30
場所 北海道大学 レストランポプラ
参加費用 交流会費用は、参加費用に含まれます。
宿泊
案内
中村屋旅館
費用 宿泊費(朝食付) 8,500円  、 懇親会費用(交流会ではありません):5,000円
定員 30名 
(宿泊の申込は、定員になりましたら、締め切らせて頂きます。)
場所 旅館 中村屋
アクセス Access
デモ
展示 
     
CAE懇話会団体会員企業のデモ・資料展示コーナーを設けます。
最新の情報収集にお役立てください。

  出展団体会員企業名(受付順、敬称略)
   =受付中=  
<デモ展示>  
インテル株式会社             CAE解析の高速処理を支援する最新製品のご紹介
サイバネットシステム株式会社     マルチフィジックスCAEツール ANSYS
時間割    参照ください。   
参加
費用
第1回北海道・東北CAE懇話会 参加費用
  CAE懇話会個人会員
   ・一般    :2000円(税込)  
 CAE懇話会団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
   ・2000円(税込)
 CAE懇話会個人会員外
   ・一般    :3000円(税込)    
学生は、学生会員は参加費用は無料(ただし社会人学生は除く)
  学生会員でない場合は、参加費用は 1000円(税込)
  学生会員に登録ください。(登録費用は無料)登録
  登録はこちらから。学生会員

※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
  当日受付にてお支払いください 。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
 

参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に CAE懇話会事務局までご連絡ください。会場での請求書支払申込はできません。
 新規にCAE懇話会個人会員として参加希望される場合は、10月23日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。
参加
申込
WEBからの事前申込みは終了しました。
当日会場受付にお越し下さい。
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。



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