第15回北陸CAE懇話会
テーマ 「オープンCAEとPythonの活用法」
日時  2019年7月6日(土)10:00−16:50 <受付開始:9:30>
場所 大学コンソーシアム富山 「駅前キャンパス」 研修室1
富山県富山市新富町1-2-3 CiCビル5階          Access
JR富山駅南口から徒歩3分

*駐車場について【自家用車による来場はご遠慮願います】
CiCビルには駐車場がありませんので、ご注意ください。近隣に有料の駐車場はありますが、割引サービス等はありません。
受付 9:30 受付開始
講演内容
講演  講演1 : 「CAE技術者のためのPython入門」
講師 エムエスシーソフトウェア株式会社  永井 亨 氏 
時間 10:00 〜 11:00
概要 科学技術計算分野においては、古くからFortranがよく利用されてきました。
Fortranは、単独のプログラムの開発のみならず、市販CAEソルバーのカスタマイズ機能(サブルーチン)でも利用されています。
一方、近年は、主にプリポストを中心として、カスタマイズ言語としてPythonを採用する市販CAEソフトが増えています。
本講演では、Pythonの一般的な特徴のほか、CAEソフトとの親和性や様々な拡張ライブラリなどについて、特に「CAE技術者にとって役立つ」という観点からご紹介します。
団体会員様講演1 : 「Pythonを使った自動化とデータ管理でCAE業務を効率化」
講師 サイバネットシステム株式会社  土田 祐介 氏
時間 11:10 〜 11:35
概要 ANSYSの多くの製品ではスクリプト言語としてPythonが利用できます。
このPythonを使うことで対話型の解析支援ツールの開発や解析業務を自動化することが可能です。さらにSPDMと組み合わせることでブラウザから解析を実行・管理するツールに拡張することができ、そこで作成される膨大な解析データを管理して必要なデータに必要なときにアクセスできる解析環境を構築することが可能です。この講演ではANSYS製品でのPythonの利用とその事例を紹介します。
 資料  Doc
団体会員様講演2 : 「SX-Aurora TSUBASAインダストリスパコンのAI/BD領域での利用について」
講師 日本電気株式会社  萩原 孝 氏
時間 11:35 〜 12:00
概要 NECのベクトル型システムは、従来の大規模科学技術シミュレーションに加えて、企業内の
製品開発現場で行われる解析シミュレーションのCAE領域、AI/BD領域でもご利用いただける
プラットフォームです。この講演では、SX-Aurora TSUBASA上でのPythonの活用についてご紹介します。
団体会員様講演3 : 「Python/Numpyの活用事例(機械学習を含む)」
講師 株式会社インサイト  三好 昭生 氏
時間 12:00 〜 12:25
概要 PythonはCAEの解析結果の後処理やCAEのパラメトリックスタディの自動計算の為に利用可能な使い易い言語です。
インサイトでは、解析結果の後処理の事例と自動計算の事例についてご紹介したいと思います。
又、後処理として簡単な機械学習を利用したケースもご紹介したいと思います。
Python/Numpy講習会の内容についても簡単にご紹介します。
 資料 Doc
団体会員様講演4 : 「CAE解析アプリを実行形式ファイルで配付可能!COMSOL Compilerのご紹介」
講師 計測エンジニアリングシステム株式会社 第一営業部  小澤 和夫 氏
時間 12:25 〜 12:50
概要 CAE技術を社内共有ツールとして利用する試みは、ライセンス数やコスト、認証方法がボトルネックとなって普及に至っていない。そこでCOMSOL社は、COMSOL Multiphysicsで作成した解析モデルをアプリ化して実行形式ファイルに変換し、無償配付可能かつ認証不要で、技術情報の共有を容易にする「COMSOL Compiler」を発売した。本製品の紹介と共に、解析モデルからの変換の実演も行う。
昼食
時間 12:50 〜 13:50
備考 会場ビル内(4F、B1Fのフード店)または近郊の飲食施設をご利用ください。 
会場の研修室は飲食禁止(ペットボトル等のふた付き飲料のみ可)です。ご協力お願いします。
講演2 : 「オープンソースCFDの歴史と展望」
講師 株式会社CAEソリューションズ 営業部 吉野 孝 氏
時間 13:50 〜 14:35
概要 オープンソースCFDの代表格であるOpenFOAMRの歴史とそのプロジェクトの紹介および
オープンソースCFDが持続的発展をするための私達の貢献について
講演3 : 「間違いだらけのオープンソース」
講師 NUMECAジャパン株式会社 セールス&マーケティング部 部長  新倉 寿夫 氏
時間 14:45 〜 15:30
概要 OpenFOAMはハイエンドな商用CFDソフトと同等の機能を持つという。しかしライセンスは無料で使用できる。そこで多くの企業が注目し、実際に導入を進めた会社も数多いが、その結果、企業のCFDコストは激減したか? 商用CFDソフト会社は絶滅の危機に瀕したか? 不思議なことにそうはなっていない。ここ10年、OpenFOAMのユーザーが着実に増えてきている一方で、商用ソフトもコンスタントに売り上げを伸ばしている。
オープンソースソフトの真のメリットはどこにあるのか? 有効活用するためには何をすればよいのか?商用ソフトの競合なのか? 共存し得るのか?
オープンソースソフトのコンサルティングと商用ソフトの販売の両方の経験を持つ講演者が、誰も語らなかった両者の違いと今後の展望について述べる。
資料  Doc
講演4 : 「オープンCAEに関するコミュニティ活動と応用事例の紹介」
講師 富山県立大学 教授  中川 慎二 氏
時間 15:40 〜 16:25
概要 オープンソースCAEソフトウェアを利用するだけでなく,様々なCAEに関する知恵と知識をオープンな環境で共有することを目的に,オープンCAE学会が活動している。また,日本全国で,オープンCAEに関心を持つ人々が集い,学び会うための勉強会が開催されている。これらのコミュニティ活動を紹介する。また,オープンCAEを活用した産学連携活動なども紹介する。
質問コーナー : 「オープンCAEやスクリプト言語に関する質問。(その他CAE全般に関する質問)」
講師
エムエスシーソフトウェア株式会社 永井 亨 氏
サイバネットシステム株式会社 土田 祐介 氏
日本電気株式会社 荻原 孝 氏
株式会社インサイト 三好 昭生 氏
計測エンジニアリングシステム株式会社 小澤 和夫 氏
CAEソリューションズ株式会社 吉野 孝 氏
NUMECAジャパン株式会社 新倉 寿夫 氏
富山県立大学 中川 慎二 氏
時間 16:35 〜 16:50
備考 質問のある方は、申込み時に質問内容を記載ください。
団体会員様デモ展示
デモ
展示
 
計測エンジニアリングシステム株式会社  汎用CAEソフトCOMSOL Multiphysics
株式会社インサイト  Python/Numpy講習会と機械学習への応用
日本電気株式会社  NECが提供するベクトル型計算機 SX-Aurora TSUBASAの実機展示
参加申込 
参加
費用
  
CAE懇話会 個人会員
   ・2,000円(税込)
CAE懇話会 学生会員
   ・無料 <ただし社会人学生は除く>
CAE懇話会 団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
   ・2,000円(税込)
CAE懇話会 非個人会員
   ・3,000円(税込)
CAE懇話会 非学生会員
   ・1,000円(税込)<学生会員に登録ください。(登録費用は無料)>
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。当日受付にてお支払いください 。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。
参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に CAE懇話会事務局(jimukyoku10@cae21.org)までご連絡ください。会場での請求書支払申込はできません。
新規にCAE懇話会個人会員となって、個人会員としての参加を希望される場合には、6月29日(土)までに個人会員登録申請を行ってください。すでに個人会員の方は、その必要はありません。
交流会 時間 17:00 〜 19:00  
場所 魚民(会場と同ビルの6Fです。懇話会終了後、参加される方全員で移動します) 
費用 3,000円(交流会費用は、参加費に含まれません)
登録 会場予約の人数把握のため、参加を希望される方は申込みページにてチェックを入れてください。 
時間割
参加
申込
Webからの事前申し込みは終了しました。
当日会場受付にお越しください。
備考  内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください




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