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関西地区 電磁界解析(マルチフィジックス)

講師

松下電器産業株式会社 崎山 一幸 様

開催期間

2006年10月から2007年6月の7回コース

開催日

第1回:10月28日(土)
第2回:11月25日(土) *18日より変更となりました
第3回: 1月13日(土)
第4回: 2月 3日(土)
第5回: 4月 7日(土) *3月3日は休講です。
第6回: 5月12日(土)
第7回: 6月16日(土)

 ※会場・講師のご都合により、開催日・会場が変更される可能性があります。

開催場所

日本IBM 大阪事業所

開催時間

10:00−17:00

受講料

受講料: 個人会員 50,000円、 非個人会員 60,000円

定員

8名以上15名以下
(最低受講者数に満たない場合は開催しない場合があります。定員になり次第、締め切ります)

備考

*演習用PCとしてノートブックを持参ください。必要とされる動作環境をご確認ください。
*日本機械学会の公認CAE講習会(固体力学分野)に認定されました。

内容

第1章 「偏微分方程式の解法としての重み付き残差法と有限要素法の基礎」(1)

ポテンシャル問題を例にFEMの定式化    

第2章 「偏微分方程式の解法としての重み付き残差法と有限要素法の基礎」(2)
プログラミングに つ いての演習。
第3章 「ポテンシャル場の基礎」(1)
静電場、電流界の理論と演習。
第4章 「ポテンシャル場の基礎」(2)
静磁場、熱伝導の理論と演習
第5章 「時間依存場の解析」(1)
交流電磁場、渦電流解析、回路との連成解析の理論と演習。
第6章 「時間依存場の解析」(2)
過渡解析による渦電流解析、回路との連成解析の理論と演習。
第7章 「時間依存場の解析」(3)
高周波・電磁波理論と演習。
第8章 「非線形問題」(1)
磁気特性など材料物性の非線形問題の理論と演習。
第9章 「非線形問題」(2)
熱流体と電磁場の連成解析などの相互依存の非線形問題、
半導体などのデバイスシミュレーションにおける非線形の移流拡散問題理論と演習。
第10章 「プログラム開発基礎」
偏微分方程式の数値解析ソルバーの簡単な汎用ソルバーの作成に関するヒントと演習。
前年度受講生体験記 電磁界解析(マルチフィジックス)コース2005年度受講生 村山 敏夫様 体験記
  今回、電磁界解析(マルチフィジックス)を受講させて頂きました。
 Maxwellの方程式を出発点として、静電界、静磁界、高周波問題に至るまでの
 定式化について、節点要素と辺要素に基づいた有限要素法を詳細に解説
 して頂いたので、実際に電磁界解析プログラムを開発するのに大いに役に
 立ちました。また、MATLABと組み合わせて電磁界解析プログラム denji を
 用いることで非常に簡単にWhat-If解析を行って、電磁現象を把握し、理解を
 進めるのに非常に役に立ちました。
  講義ではその他にも、FDTD法などの他の解析手法や、学会での活動についても
 紹介して頂けたので最先端の研究開発動向もうかがい知る事ができました。
 最後の講義では、聴講生からの希望に沿って最新の研究の話題(左手系マテリ
 アル、AMG法など)の説明などもあり、毎回の講義が非常に楽しみなものでした。

お申込み方法

受付は終了しました。