大阪地区 解析塾 メカニカルシミュレーション入門
−高品質FEAに必要な基礎理論−
Winter term
講師 立命館大学 教授 高野 直樹 様
開催期間 2007年1月から2007年3月の4回コース
開催日 第1回:1月30日(火)
第2回:2月 9日(金) *2月6日より変更となりました。
第3回:2月27日(火)
第4回:3月13日(火)
開催場所 滋賀草津・立命館大学
開催時間 15:00ー16:45(105分)、17:00ー18:45(105分)
受講料 受講料: 個人会員 30,000円、 非個人会員 40,000円
テキスト料(別途購入):特別価格 2,000円(税・送料込み)は、こちらを参照してください。
定員 25名
備考 参加しやすい時期と場所を選んでいただけます。
9月〜12月のFall term(大阪本町・日本IBMにて:8回コース 各17:30−16:15(105分))と
1月〜3月のWinter term(滋賀草津・立命館大学にて:4回コース 各15:00−16:45(105分)、17:00−18:45(105分))で同じ内容を2回実施します。
内容 概要
 教科書として拙著書「メカニカルシミュレーション入門」(コロナ社、2006年9月発刊予定)を使用し、高精度・高品質な説得力のあるモデリングとFEAに必要な基礎知識のエッセンスを解説します。2003年度に実施した同名タイトルの解析塾の改良版です。
Fall termは12月の計算力学(固体)技術者認定試験の対策としても期待してください。基本的に上記著書に沿った内容ですので、予習・復習をして頂きながら、コンサイスに基礎知識の確実な獲得を狙います。

第1回 「応力」

設計事例から主応力を説明、応力テンソル、コーシーの応力公式、応力テンソルの主値、
不変量、ミーゼス応力、釣合い式
第2回 「要素
要素種類、近似・補間・離散化、正規化座標系と写像、変位関数・形状関数とアイソパラメトリック要素
第3回前半 「構成式とFEM定式化」
応力−ひずみ関係式、仮想仕事の原理、剛性方程式
第3回後半 「FEMのための数値解析法」
数値積分、連立一次方程式の解法
第4回 「プリ・ポストプロセシング
入力データと境界条件、要素分割と精度、構造要素、ビジュアリゼーションと定量的評価
参考 <参考:拙著書の目次>
1. メカニカルシミュレーションの学び方
2. 線形代数入門
 2.1  スカラ、ベクトル、マトリックスからテンソルへ
 2.2  ベクトル
 2.3  マトリックス
3. 連続体力学入門
 3.1 テンソル
 3.2 変形と変形勾配
 3.3 ひずみ
 3.4 応力
 3.5 構成式
 3.6 力のつり合い式
4. 数値解析入門
 4.1 近似・補間・離散化
 4.2 数値積分
 4.3 連立一次方程式の解法
5. 有限要素法の理論概要
 5.1 要素種類
 5.2 正規化座標系と写像
 5.3 変位関数・形状関数とアイソパラメトリック要素
 5.4 剛性方程式の導出
 5.5 剛性方程式の求解とひずみ・応力・反力の計算
6. メカニカルシミュレーションの実践
 6.1 入力データと境界条件
 6.2 要素分割と精度
 6.3 構造要素
 6.4 ビジュアリゼーションと定量的評価
7. 軽量化設計事例
お申込み方法  受付は終了しました。