更新:2011年5月25日

第32回関西CAE懇話会

開催概要
テーマ 「CAEの新しい波、オープンソースとFOCUSスパコン」
日時 2011年5月27日(金) 10:00〜20:00 <受付開始 9:30> 時間割
会場 高度計算科学研究センター 2F
    〒650-0047
    兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-28
    計算科学センタービル
 ■アクセス   (ポートライナー ポートアイランド南駅下車 徒歩 3分)
  車でのご来場はご遠慮ください。
主催 関西CAE懇話会 、財団法人計算科学振興財団
参加費 CAE懇話会個人会員    一般 :2000円、学生/院生:1000円
CAE懇話会個人会員以外 一般 :3000円、学生/院生:1000円
※CAE懇話会の年会費は、賛助会員(個人)で2000円です。この機会にご入会をいただければ幸いです。
請求書による振込みを希望される場合は、CAE懇話会事務局まで事前にご連絡ください。
※参加費には交流会費用を含みます。
※IEEE会員の方は、CAE懇話会個人会員の参加費用と同額となります。
お申込 事前申込みは締め切りました。
当日、会場受付へお越しください。
お問合せ先
CAE懇話会事務局
昼食・飲食について ・会場近辺には飲食店・コンビニ等はございません。また、会場内での食事は出来ませんので、昼食につきましては1Fのレストランをご利用下さい。
・ペットボトル・缶などの飲料につきましては、PC実習室以外の場所ではOKです。PC実習室では飲料につきましてもお控え下さい。
・昼食時のレストラン混雑緩和のため、今回の時間割ではセミナールームとPC実習室の昼休みを遅めにしております。ご不便お掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
・午前中に時間が取れる方は、早めに食券を購入いただくと、昼食を取られるときに、スムーズに進むことができると思います。
 解析塾
テキスト
販売
 会場の受付けで、解析塾テキスト"<塾長秘伝>有限要素法の学び方をCAE懇話会価格(税込み2,100円)で販売します。すでに購入を決めておられる方は、こちらからエントリーしていただくと確実です。当日、会場で見ていただいてから購入いただくこともできます。ただし、部数に限りがありますので、会場にご用意した部数がなくなりましたときは、ご容赦ください。エントリーされた場合は、"ご連絡事項”の欄に”関西CAE懇話会会場で受け取り”とご記入ください。
 プログラム
 ●基調講演[17:00-18:00] [概要] 
 「日本におけるオープンソースCAEの現状およびOpen FOAMによるスパコン活用」
          東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻 今野 雅 様
 ●特別講演[15:45-16:45] [概要] 
 「OCTAとは何か? K Computerでのアプリケーション構築の視点から」 
          理化学研究所 次世代スーパーコンピュータ開発実施本部   黒田 明義  様
今日から使える大規模並列計算(10:00〜14:25) [概要]
   (FOCUSスパコン導入済みソフトウェアの紹介)
 (a)(10:00〜10:40) [概要] 
「Open FOAMを用いた気流シミュレーション」 
    ダイキン工業(株) 環境技術研究所         小松 彰   様
     日本SGI(株) 技術統括本部 HPC技術本部    住友 正紀  様
 (b)(10:40-11:20) [概要]  
「大規模構造解析への取り組み」(ADVENTURE Cluster)  
    住商情報システム(株)彌永 大輔 様
    協賛:株式会社アライドエンジニアリング  
 (c)(11:20-12:00) [概要]   
「MARCにおける並列計算機能のご紹介」 
     エムエスシーソフトウェア(株) 末松 芳幸 様     
 (d)(12:00-12:40) [概要]   
「ANSYS WorkbenchおよびHPC技術のご紹介」  
     アンシス・ジャパン(株) 大阪営業所 技術部
  横山 卓也 様 
 (e)(13:45-14:25) [概要]   
 「Advance/FrontFlow/red, Advance/FrontSTRのご紹介」  
    
アドバンスソフト(株)技術第3部 杉中 隆史 様  
 (14:25-15:15) [概要]   
「計算科学科学振興財団(FOCUS)とFOCUSスパコンのご紹介」  
     計算科学振興財団 福田 正大 様
     富士通(株)      古跡 俊郎 様
        
 ●実習講座(10:00-16:45)
 『RCM System Software』の実習と講演』 [概要]   注:本コースは5月23日(月)17時に受付終了となりました。
〜FOCUSスパコンを用いたシミュレーションクラウドサービスのご紹介〜
     (株)キャトルアイ・サイエンス 上島 豊 様前田 茂樹 様、 松田 行正 様、 北村 大 様
  オープンCAEから始める構造解析CAEの基本 [概要] 注:本コースは定員となりましたので、受付終了となりました。
〜無償ツールのDEXCSを用いた実践演習〜
     岐阜工業高等専門学校    柴田 良一 様
 ●実験とCAE(10:00-16;45) [概要]   
 「共振を自分の手で感じよう」
     司会進行 (株)GSユアサ 研究開発センター 吉田 豊 様
     協力:
        基礎理論 ダイキン工業(株) 劉 継紅 様
        撮影計測 (株)フォトロン   奥田 隼也 様
        解析 ソリッドワークスジャパン(株) 大澤 美保 様
 ●団体会員様によるデモ展示および資料展示 (10:30-17:00)    [概要]  
プログラム概要
基調講演 (17:00〜18:00)
「日本におけるオープンソースCAEの現状およびOpen FOAMによるスパコン活用」 
    東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻 今野 雅 様     
OpenFOAMを代表とするオープンソースのCAEツールの普及活動を行っているオープンCAE学会の活動紹介を軸に、日本におけるオープンソースCAEの現状を俯瞰します。
また、東京大学版T2KオープンスパコンおけるOpenFOAMを用いた超並列計算の経験を元に、CAE分野でのOpenFOAMによるスパコン活用の事例と今後の期待を述べたいと思います。  
 ●特別講演(15:45〜16:45)
 「OCTAとは何か? K Computerでのアプリケーション構築の視点から」
     理化学研究所 次世代スーパーコンピュータ開発実施本部   黒田 明義  様
 OCTAとは産学連携して開発されたソフトマテリアルに対する統合シミュレータである.その目的は,ソフトマテリアルのミクロな分子特性とマクロな材料特性という,様々なスケールの階層を仮想実験技術によって結びつけることである.本講演ではフリーソフトであるOCTAで何が出来るか解説し,スパコン上での応用の可能性,またK computer開発者側の視点でみたアプリケーション開発について講演する.
今日から使える大規模並列計算(10:00〜14:25)
2011年4月、次世代スパコン「京」に先がけ、小型スパコン「FOCUSスパコン」が稼働開始いたしました。
 FOCUSスパコンは、今回の懇話会会場である計算科学センタービルの1階に設置されており、財団法人計算科学振興財団(略称:FOCUS)が運営を担当しています。このスパコンは産業界による活用を主目的としており、企業が気軽に利用できる運用システムと、多くの商用ソフトウェアおよびオープンソースソフトウェアが初期より導入済みであることが特長です。
 今回、下記の皆様のご協力により、FOCUSスパコンに初期導入されているソフトウェアを中心として、大規模計算、オープンソース活用などをテーマにした話題をご紹介します。FOCUSスパコンでの利用のみならず、企業内での商用・オープンソフトウェアによる並列計算システム構築のご参考にして頂けると思います。
 (10:00〜10:40)
「Open FOAMを用いた気流シミュレーション
     ダイキン工業(株) 環境技術研究所       小松 彰   様(予定)
     日本SGI(株) 技術統括本部 HPC技術本部  住友 正紀 様
 
 近年、オープンソースで提供されるCFDソフト「OpenFOAM」の普及が加速し始めており、弊社でも空調機器の設計開発への適用を検討している。本発表では、その適用可能性の評価事例と屋外空間を対象とした大規模並列計算の事例を紹介する。また、FOCUSスパコンを用いたリアルタイムでのデモを行う。
 (10:40-11:20)
「大規模構造解析への取り組み」(ADVENTURE Cluster) 
                         (プレゼンテーション資料)  Presentation
    住商情報システム(株) 彌永 大輔 様
    協賛:株式会社アライドエンジニアリング
 
 国産初」・「大規模」をキーワードとして開発されたNew Waveの構造解析ソフトです。
数千万自由度を超える大規模問題も高速に解決し、また高い並列効率により計算規模の拡張性も確保しております。
また最近では、樹脂流動シミュレーションソフトであるMoldflowとの連成解析の仕組みを提供するなど、日本を牽引する製造メーカー様がより高精度な構造解析が行えるよう、日々切磋琢磨し進化して推し進めております。
今回、FOCUSスパコンシステムを利用して、ADVENTUREClusterでの大規模構造解析のスピードやパワーをご紹介させていただきます。
  (11:20-12:00)
「MARCにおける並列計算機能のご紹介」      (プレゼンテーション資料) Presentation
     エムエスシーソフトウェア(株) 末松 芳幸 様
CAE技術と計算機環境の発展により、大規模な解析をより短時間で実行できる技術に対するニーズが年々高まってきています。非線形構造解析ソルバーであるMarcでは、1990年代に領域分割法による並列計算機能を採用し、以降最新のバージョンに至るまでさらに新しい技術も加えつつ継続して開発を行なってきました。
本講演ではMarcに搭載されている並列計算の最新技術と、FOCUSスパコンにおける活用の仕方などについてご紹介します。
 (12;00-12:40)
「ANSYS WorkbenchおよびHPC技術のご紹介」   (プレゼンテーション資料)   Presentation
    アンシス・ジャパン(株) 大阪営業所 技術部  横山 卓也 様
近年、様々な産業分野でシミュレーション(構造解析・流体解析・電磁場解析等)の認知度は高まり必要不可欠な存在になりつつあり、今後、製品開発にシミュレーション技術を採用する動きが進むと予想される。
ANSYS社は「Simulation Driven Product Development」をキーワードとして、製品開発を行っていく際に製品化プロセスの上流で設計品質を高めるバーチャル・プロトタイピング」の普及のための製品開発を行っていく予定である。
そのためには、解析の専門家だけでなく設計者自信が使用できる環境および、様々な領域の物理現象(マルチフィジックス)を扱えるシミュレーション環境を実現し、   これを短時間に実施できるシステムが必要になる。
そこで今回は、これらの環境を実現するための統合操作環境「ANSYS Workbench」の紹介およびソルバの処理能力高めるための「HPC(High Performance Computing)」技術に関する事例を紹介する。
 (13:45-14:25)
 「Advance/FrontFlow/red, Advance/FrontSTRのご紹介」               
     アドバンスソフト(株)技術第3部 杉中 隆史 様  
  アドバンスソフト株式会社は、我が国の計算科学技術の振興を目的に文部科学省が2002年より実施した「戦略的基盤ソフトウエア開発プロジェクト」を産官学で実施するために設立された会社です。
この度、皆様に利用いただく事を目的として、財団法人計算科学振興財団様のスパコンに流体・構造・ナノ・バイオ・材料分野の5種類のソフトウエアをインストールさせていただきました。今回は以下の流体・構造分野のソフトウエアの紹介をさせていただきます。
Advance/FrontFlow/redは文部科学省のプロジェクトにおいて開発された大規模・並列計算を実現する流体解析ソフトウエアのFrontFlow/redをベースに、当社が高速性、計算安定性、使い勝手などの改良を加えたソフトウエアです。適用分野としては空力、燃焼、騒音、キャビテーションなどがありますが、本講演ではそれらの解析例を並列性能と併せてご紹介します。
Advance/FrontSTRは文部科学省のプロジェクトで開発された大規模・並列計算を特徴とする構造解析ソフトウエアです。幾何学的非線形、材料非線形、境界非線形など非線形解析機能も充実しています。本講演では、大規模計算となるアセンブリ構造解析機能やメッシュ自動細分化機能について、PCクラスタ・スパコンによる並列計算性能も含めてご紹介します。
 (14:25-15:15)
「計算科学科学振興財団(FOCUS)とFOCUSスパコンのご紹介」  
                              (プレゼンテーション資料)   Presentation
    計算科学振興財団 福田 正大 様
    富士通(株)      古跡 俊郎 様
  
 計算科学振興財団(FOCUS)の事業内容について説明の後、今年4月より稼働開始した「FOCUSスパコン」の概要、および利用方法について解説いたします。<BR>
FOCUSスパコンでは、企業様が使いやすい運用を行い、導入済みのフリーウェアや一部の商用アプリが利用できるほか、自社開発プログラムの移植も可能です。また、トライアル利用制度や、アプリ講習会などの利用支援も行っています。
実習講座 
第1部 10:00-11:30 および 第2部 11:30-13:00
 (1回目と2回目の内容は同じです)
『RCM System Software』の実習と講演

〜CAE業務プロセスとデータ管理を全自動で管理できる唯一のシステム

   定員 40名 予約制
    注:本コースは5月23日(月)17時に受付終了となります。
(株)キャトルアイ・サイエンス 上島 豊 様前田 茂樹 様、 松田 行正 様、 北村 大 様
 RCM System Softwareは、世界最高レベルの国内実験施設や国際研究機関における実験データや大規模・非定型なシミュレーションデータの効率的かつ確実な管理とDB化を可能とする、多機能なWebポータル型のミドルウエアです。

数多くの導入実績と経験をベースに昨今、設計製造系CAEユーザー様への導入が加速しており、業務の自動化・データの管理・製造ノウハウの知識継承等、大幅なコスト削減と効率化を同時に実現いたします。

本、実習と講演では、一般的なCAE業務プロセスを事例にして、簡単な操作で、データ管理のための自動処理のフローを効率的に構築し活用する体験をしていただけます。

◎実習内容

RCM System Softwareを使用し自動処理システムの構築を行います。

いとも簡単に自動処理・データベースシステム構築が可能なことを実感していただけます。

実演アプリケーション(予定)

OpenFOAM

ADVENTURE Cluster

Marc

ANSYS Fluent など

実演スケジュール

1部 (定員20名様)

   10:0010:10   会社紹介

   10:1011:30   RCM System Softwareの基本操作デモ

               RCM System Softwareの実演・講習

2部 (定員20名様)

   11:3011:40   会社紹介

   11:4013:00   RCM System Softwareの基本操作デモ

               RCM System Softwareの実演・講習

1部・2部に分けて同一内容を行う予定をしております。

参加いただく場合、ご用意ください:
FOCUSスパコンへログインするために、顔写真入り公的身分証明書(運転免許証、パスポートなど)のご提示が必要になります。当日必ずご持参下さい
※外国人の方が受講本コースに参加される場合について:
1.ワッセナー協約に抵触される方(注)は、受講できません。
(注)日本国籍でない方で、かつ日本日本における継続的居住期間が6ヶ月未満の方。
2.外国人の方が受講される場合は、外国人登録証を持参ください。

(13:45-16:45)
 「オープンCAEから始める構造解析CAEの基本」 
〜無償ツールのDEXCSを用いた実践演習〜
定員 20名 予約制 
岐阜工業高等専門学校  柴田 良一 様
 CAEを始めたいのに「どこから始めたら良いのか分からない」「高価なシステムを導入する予算がない」などなど、色々な問題があるかと思います。そんな方にはオープンCAE:DEXCS(デックス)がお勧めです。
解説書とパソコンさえあれば、「CAEの基本事項を修得」「無償で完全版システムが利用」となり、すぐに構造解析CAEを実現できます。基本の操作方法から、弾塑性解析や大変形解析までを、数十万要素規模まで対応できます。
本実習では、解説書「はじめてのオープンCAE」を用いて、以下の実践的な内容に取り組みます。基本から確実に進めますので、本当の初心者でも大丈夫です。

本コースでは、下記のテキストを使用します。事前に入手いただき、当日持参ください。
テキストには、DVDが付いています。DVDには、DEXCSのソフトウェアが含まれています。当日、DVDからPCを起動し、DEXCSを使用します。
本コースでは、FOCUSスパコンを使用しませんが、DEXCSの使用方法として、サーバーへソルバー等を導入して、使用することも可能です。今回は、時間的な制約もあるため、実習のために最も簡便な使用方法であるPCのOSを起動せずに、DVDに導入されているOSから起動する方法で実習をおこないます。本テキストは、DEXCSの実習方法の手順も詳細に記述されています。後日、オフィスや自宅で操作することも、もちろん可能です。
テキスト:「はじめてのオープンCAE」 工学社、2,940円
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1582-0
 
実験とCAE (10:00〜16:45) 
 「共振を自分の手で感じよう」
司会進行 (株)GSユアサ 研究開発センター 吉田 豊 様
協力:
   基礎理論 ダイキン工業(株)     劉 継紅 様
   撮影計測 (株)フォトロン       奥田 隼也 様
   解析 ソリッドワークスジャパン(株) 大澤 美保 様
 
 ※定員 20名、予約制、ただし、当日飛び入り参加(立ち見になります)は可能です。 
 解析技術者にとって、固有値を出し、その周波数応答を出すのは、どちらかと言えば日常茶飯事でしょう。
今回の企画は、その共振現象を自分の手で感じてもらおう、というものです。
なので、振動台は私の手作り、振動を与えるのは皆さん自身の「手」です。
揺するのは一次モード約0.8Hzの振り子です。
自分の手で掃引試験をすると思ってください。G一定で動かしてください。
ゆっくり揺すり始めて、共振に至った瞬間の手と振り子との関係、手に伝わる荷重を体験してもらえば、ディスプレイの表示も生身のものとして視ることができるようになると確信します。
今回はさらに基礎理論にも触れていただき、理論・実験・解析の三位一体でのレベルアップを目指します。

  手動振動台ーー>振動台
デモ展示 (10:30〜17:00)
CAE懇話会団体会員の展示をご覧いただけます。(申込み順に掲載)
(株)テクノスター   国産CAEソフト/TSV-PrePostDesignerPersonalViewer  
 NVIDIA Japan   NVIDIA Tesla
 (株)ヴァイナス  FieldView Parallel, Pointwise等
 サムテックジャパン(株)  Samcef Mecano
 プロメテック・ソフトウェア(株) 粒子法CAEソフトウェア「Particleworks」
 (株)フォトン 電磁場解析ソフト PHOTOシリーズ
 (株)エヌ・エス・ティ 最適設計支援ソフトウェア「ModelCenter」
 (株)トランスウッズ  汎用表示ソフトGlview
(株)インターメッシュジャパン   Femap、NX Nastran、Solid Edge ST
 
 ●資料展示(10:30〜17:00)
サイバネットシステム(株) CAEユニバーシティ 
 
交流会 (18:00〜20:00)
 パネルディスカッション 「オープンソースCAEを考える」