第9回関東CAE懇話会
テーマ 流体力学の基礎とCAEの最先端手法
日時 2007年1月26日(金) 10:00〜20:00(予定)
場所 恵比寿ガーデンプレイスタワー 日本SGI株式会社B1F SGIホール および 4F会議室
〒150-6031 東京都渋谷区恵比寿4-20-3
http://www.sgi.co.jp/company_info/map1.html)
http://gardenplace.jp/ygptower/b1f.html)
受付 9:30受付開始 恵比寿ガーデンプレイス B1F SGIホール前にて
交通 JR山手線、東京メトロ日比谷線 恵比寿駅より徒歩約10分。

http://gardenplace.jp/ygptower/b1f.html

  • 上記地図の 日本SGI株式会社 が会場です。
  • マクドナルド の隣りに入り口があります。
  • B1F ですが、空が見える広場に面していますので、フロアを勘違いされないようご注意ください。
基調講演 「宇宙科学の夢を語る ーー計算工学技術による概念設計を目指してーー」
講師:  藤井 孝蔵 様(宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究本部 教授)
時間:  13:00〜14:30(90分)
概要: 
JAXAでは航空分野で培ってきたCFD技術の宇宙開発分野へ展開を模索している。
課題解決型のシミュレーションでその有用性を示しつつ,JAXA長期ビジョンを睨んで
惑星探査,将来輸送系,衛星プロジェクトなどの概念設計,初期設計での利用への道を議論している.
この講演では,関連して必要となるCFDの技術動向(直交格子利用技術,スペクトル的高次精度解法,
構造.非構造格子利用,LESハイブリッド法など)に触れながら,宇宙開発での利用の面白さをお話ししたい.
基礎講座 「CFDの基礎と応用」
講師:  山本 誠 様(東京理科大学 工学部 機械工学科 教授)
概要: 
現在、CFD(Computational Fluid Dynamics)はさまざまな機器の設計開発ツールとして確立されつつある。
しかし、ブラックボックスとして利用できるレベルに達している訳ではなく、妥当な結果を得るためには、
流体力学の知識、計算上の原理・ノウハウを習得していることが必要である。
本講座は、格子形成、ナビエ・ストークス方程式の解法、結果の可視化というCFDの一連の流れにそって、
その原理と注意点を解説し、得られた結果が物理的に妥当か否かを判断するための知識とテクニック
の習得を目標とする。また、最新のCFD結果を紹介し、今後のCFDの研究開発動向について解説する。
午前の部(基礎編)
時間: 10:00〜12:00(120分)
会場: B1F SGIホール
午後の部(応用編)
時間: 14:45〜16:45(120分)
会場: 4F 会議室
※午前の部と午後の部では会場が異なりますのでご注意ください。
※会員のページから講演資料をダウンロードすることができます。
技術講演 「粒子法の最前線」
講師:  越塚 誠一 様(東京大学大学院 工学系研究科 システム量子工学専攻 教授)
時間:  14:45〜15:45(60分)
概要: 
粒子法は流体や構造物を多数の粒子の運動として解くことができます。流体や構造物の支配方程式を、
メッシュを用いることなく離散化する新しい数値解析の理論に基づいています。
流体解析では自由表面の複雑な動きや相変化を伴う混相流のシミュレーションに適用が広がっています。
構造解析では大変形や破壊の計算に対して期待が高まっています。また、映像制作にも活用されています。
ここでは、粒子法の現状と今後の展望について紹介します。
「シミュレーションがもたらす新しい工学」
講師:  野口 裕久 様(慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 教授)
時間:  15:45〜16:45(60分)
概要: 
生体,ナノ,宇宙などの最先端の分野における技術開発,あるいは大規模災害を未然に防ぐことによる
安全安心な社会の確保,製品開発サイクルの超短縮化等の要求においては,もはや実験では対応する
ことができず,シミュレーションによってのみ技術革新が可能な時代を迎えている.
本講演では,最新のシミュレーション技術(非線形解析,メッシュフリー法,超並列解析等)によって
解決してきた工学の諸問題,これから解決すべき問題について述べる.
「一技術屋の履歴 Mission として!!
  日本物造り・設計精神の復活を目指して
    新たなる技術立国へ!!」

講師:  高張 研一 様(NPO・CAFE 理事、TCR総研 代表取締役、東京地裁技術訴訟鑑定)
時間:  16:45〜17:45(60分)
概要: 
その1 なぜ今、戦艦大和なのか
その2 俳句的技術論、物が壊れるということ
その3 日本の将来はいい物造りしかない。
その4 これからの技術屋魂について
※会員のページから講演資料をダウンロードすることができます。
資料展示 CAE懇話会団体会員企業の資料展示コーナーを設けます。
最新の情報収集にお役立てください。

<出展団体 (敬称略、受付順)>
  株式会社ヴァイナス
  アルテアエンジニアリング株式会社
  マイクロソフト株式会社
  株式会社テラバイト
  計測エンジニアリングシステム株式会社
  株式会社 構造計画研究所
  マテリアライズジャパン株式会社
  株式会社テクノスター
  株式会社富士通九州システムエンジニアリング
  日本SGI株式会社
交流会 交流会
時間: 18:00〜20:00
ナイトサイエンスの部
「男と女の行動生物学」
ゲスト: 小原 嘉明 様(東京農工大学大学院 共生科学技術研究部 行動生物学研究室 教授)
<主な著書>
 「イヴの乳」.東京書籍
 「モンシロチョウ」.中央公論新社(中公新書)
 「オスとメス−求愛と行動」.岩波書店
 「行動生物学」.培風館
               他多数.
概要:
ヒトへの進化の道を歩み始めて数百万年.この間人間の男と女は,動物の一種として他の動物と同様,
自然淘汰の下で雄として,また雌として,より多くの子を遺すためのいろいろな適応的な性質を発達させてきた.
すなわち男はより多くの女との生殖を目指す一方で,相手を選び,それを神経質にガードする性質を,
また女は出産回数の最大化を目指すと同時に男以上に相手を厳選し,かつ生む子の性をも支配する潜在力
を身につけてきた.
ここでは、行動生物学の立場から、男と女の性に関する行動の進化を中心に、楽しくお話するつもりです。
時間割 こちらを参照ください。
参加費用   □CAE懇話会個人会員(正会員、賛助会員)
      ・一般:2000円   ・学生/院生:1000円
  □CAE懇話会非個人会員
      ・一般:3000円   ・学生/院生:1000円
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。
  当日受付にてお支払いください 。
  請求書による振込みを希望される場合は、CAE懇話会事務局まで事前にご連絡ください。
 個人会員へのお申込みはこちらより承ります。
 ☆CAE懇話会個人会員への登録は当日受付でも行えますが、できるだけ事前に
   申し込みをお願いします。
 ☆個人会員の年会費は、当日受付にてお支払いいただけます。
参加申込 インターネットからの申込は締切ました。
参加ご希望の方は、当日に受付まで直接お越しください。
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。