更新:2009年10月14日

第13回東北CAE懇話会

開催概要
テーマ 「金型とCAE」
日時 2009年10月16日(金) 14:00〜18:00 (受付 13時30分〜)  時間割
会場 シートピア なあど (岩手県宮古市)  
参加費 個人会員    一般 :2000円、学生/院生:1000円
個人会員以外 一般 :3000円、学生/院生:1000円
※CAE懇話会の年会費は、賛助会員(個人)で2000円です。この機会にご入会をいただければ幸いです。
請求書による振込みを希望される場合は、CAE懇話会事務局まで事前にご連絡ください。
※参加費には交流会費用を含みます。宿泊の費用は含みません。
お申込
 WEBからのお申込みは締切りました。
 参加を希望される方は会場受付まで直接お越し下さい。
お問合せ先
CAE懇話会事務局
宿泊  ご希望者には宿泊先を用意します。[宿泊詳細及び申込はこちら]
 宿泊申込み期限:10月9日(金)
 
主催 東北CAE懇話会 , INSいわて金型研究会 , INSデジタルエンジニアリング研究会  

 
プログラム
開会挨拶 (14:00〜14:05)
解析塾紹介 (14:05〜14:15)
特別講演 (14:15〜14:55)[概要]
「量子論に基づく超精密加工プロセスのマルチフィジックスシミュレーション」
東北大学大学院工学研究科 附属エネルギー安全科学国際研究センター 教授 久保 百司 様
事例紹介 (15:05〜17:10)[概要]
事例1
「高精度歯車の成形金型技術とマイクロアクチュエータの応用」
(株)アイカムス・ラボ 片野 圭二様
事例2
  「樹脂流動解析を活用した腕時計用地板金型のコストダウン」
盛岡セイコー工業(株) 型技術部 型技術1課 渡辺 龍治 様
事例3
「CAEによるプレス加工金型の最適設計」
岩手大学工学部機械工学科 准教授 西村文仁様
事例4
「金属加工技術を支える解析技術−実現象と解析の紹介−」
(株)大塚商会 CADプロモーション部 解析プロモーション課 成田 裕威様
事例5
「アルプス電気における金型設計とCAE」
アルプス電気(株) HMI事業本部 第5技術部 技術開発G 寺尾 博年様
解析塾 (15:00〜17:00)[概要]
  解析塾1 
  「射出成形CAE“Timon Mold Designer”の操作体験」
  東レエンジニアリング(株) CAEソフト事業部 技術課 結城 高志様
  解析塾2 
  「メタルフォーミングプロセスシミュレーションの紹介」
  (株)NTTデータエンジニアリングシステムズ PLM事業本部 開発統括部 成田 忍様
基調講演 (17:20〜18:00)[概要]
「MEMS・マイクロTASの研究の現状と研究事例」
京都大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 教授 小寺秀俊様
交流会 (18:00〜19:00)
<パネルディスカッション>
「岩手県における解析塾構想」
岩手県商工労働観光部 科学・ものづくり振興課
小野和紀様

※ディスカッション終了後は自由にご歓談下さい。
デモ・資料展示 
CAE懇話会団体会員の展示をご覧いただけます。
 
<デモ展示>  
  シーディー・アダプコ・ジャパン modeFRONTIERCATIA 
  サイバネットシステム PLANETS MoldStudio 3DOPTIMUSCETOLCAEユニバーシティ
  日本イーエスアイ株式会社 PAM-STAMPProCAST
<資料展示>   
  エヌ・エス・ティ  Femap v10.1
  エムエスシーソフトウェア  SimXpert, MD Nastran, MD Adams
  構造計画研究所  
  ヴァイナス  Oofelie Multiphysics 2010他CAEソフトウェア
  テラバイト  FLOW-3D CASTSimpoe-Mold,SimpoeWorks
  テクノスター  TSV-PrePostDesigner、 Personal Viewer
  富士テクニカルリサーチ  MPS-RYUJIN

講演概要
特別講演 (14:15〜14:55)
「量子論に基づく超精密加工プロセスのマルチフィジックスシミュレーション」
東北大学大学院工学研究科 附属エネルギー安全科学国際研究センター 教授 久保 百司 様
    世界に先んじた次世代の超精密加工プロセス技術を創造するためには、電子・原子レベルでの化学反応の制御が必須である。特に、超微細化が急速に進む近年の超精密加工プロセス技術は、「化学反応」に加えて「摩擦、衝撃、応力、流体、伝熱、光、電場」などが複雑に絡み合ったマルチフィジックス現象プロセスであるため、化学反応の解明のみならず、これらマルチフィジックス現象の深い理解が不可欠である。これに対し、従来の機械工学は、巨視的あるいは連続体としての取り扱いを中心として発展してきたために、「化学反応」を含むマルチフィジックス現象には対応できていない。
 そこで著者らは、量子論に基づき「化学反応」を含むマルチフィジックス現象を解明可能な新規計算科学手法を開発し、超精密加工プロセスに対して、「化学反応」を含むマルチフィジックス現象の電子・原子レベル制御を実現してきた。さらに、これら研究成果を未来産業技術の創生、さらには日本発の新しい市場・産業創出のために大きく展開したいと考えている。

事例紹介 (15:05〜17:10)
事例1
「高精度歯車の成形金型技術とマイクロアクチュエータの応用」
(株)アイカムス・ラボ 片野 圭二様
    当社はモジュール0.1以下のプラスチック射出成形歯車を用いた歯車減速機によるマイクロアクチュエータを主力製品としている。この歯車は、精密射出成型加工とプラスチック歯車の高強度・高寿命成形が重要技術である。これらの技術をベースにして、最近一眼レフカメラのオートフォーカス機構として開発・商品化したので紹介する。
事例2
  「樹脂流動解析を活用した腕時計用地板金型のコストダウン」
盛岡セイコー工業(株) 型技術部 型技術1課 渡辺 龍治 様
   当社は腕時計用ムーブメントの製造を行っている。本テーマは事前に成形材料の測定や型内圧の計測を行い、その結果を解析条件に展開して種々の解析結果を製品形状や金型構造に反映した。効果として付加価値の向上と金型の大幅なコストダウンを実現した。今回はその事例と概要を紹介する。
事例3
「CAEによるプレス加工金型の最適設計」
岩手大学工学部機械工学科 准教授 西村文仁様
   多段プレス加工金型の設計においては、実験的あるいは解析的なアプローチを用いた試行錯誤が必要とされる。CAEを用いた最適設計により、形状精度や成形不良を改善することが可能になってきている。これに加えて、成形後の製品の高信頼性化も重要な課題であるため、加工中に材料に生じる損傷を低減することを目的として、加工履歴を考慮した最適設計を行った事例を紹介する。
事例4
「金属加工技術を支える解析技術−実現象と解析の紹介−」
(株)大塚商会 CADプロモーション部 解析プロモーション課 成田 裕威様
   金属加工の加工現場とその解析事例を見ながら、各金属加工分野の様子を直感理解しましょう。金属の成形方法として、
・溶かした金属を型(金型・砂型・フォーム・ワックス等)に流し込む鋳造
・金属の塊に圧力を加え塑性変形させる鍛造加工(冷間・熱間)
・転造金属の板を金型で押して塑性変形させるプレス加工。
これら3種類の加工方法について基礎となる理論と解析結果評価について理解を深めます。
事例5
「アルプス電気における金型設計とCAE」
アルプス電気(株) HMI事業本部 第5技術部 技術開発G 寺尾 博年様
   アルプス電気ではものづくりの加工現場にてCAEを活用している。CAEの目的は製品形状の最適化や短納期・高品質な金型を製作するための金型デザインの最適化、そして部品加工性評価として材料限界、加工の妥当性を評価し安定した加工を実現することにある。今回の報告では弊社での金型設計におけるCAE適用事例について概要を紹介する。

解析塾 (15:00〜17:00)
  解析塾1 
  「射出成形CAE“Timon Mold Designer”の操作体験」
  東レエンジニアリング(株) CAEソフト事業部 技術課 結城 高志様
   射出成形CAEは成形不良を金型製作前に予測しトライ回数を削減するためのツールです。プラスチック製品の開発・製造にかかわる多くの企業で活用されています。解析塾では、射出成形に必要不可欠な樹脂の特性や射出成形CAE活用のポイントを解説し、操作体験を通して射出成形CAEのメリットを実感して頂きます。
 参加者は、ノートPCをご持参下さいますようお願い致します。
 ※ノートPCの必要最低スペック(OS:WindowsXP、CPU:Pentium4-1GHz以上、メモリ:1GB以上)
  注)OSはWindowsXP限定です。VISTAは不可です。
  解析塾2 
  「メタルフォーミングプロセスシミュレーションの紹介」
  (株)NTTデータエンジニアリングシステムズ PLM事業本部 開発統括部 成田 忍様
   金属加工プロセスシュミレーション simufact.formingの機能概要説明、例題を用いた操作手順をご紹介させて頂き、使いやすさやプロセスシュミレーションの活用をご紹介させて頂きます。

基調講演 (17:20〜18:00)
「MEMS・マイクロTASの研究の現状と研究事例」
京都大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 教授 小寺秀俊様
   これまで20年間の日本のMEMS研究の経過および現状を述べ、現在の研究開発事例をあげて近未来のMEMS・マイクロTASへの夢を語る。

 
宿泊案内
○宿泊
   *場所: たかえい http://mx22.tiki.ne.jp/~takae-miyako/index.htm
   *宿泊費: 9,000円 (一泊二食、飲み物込)
    左ボタンよりお申し込みください。