第31回東北CAE懇話会 
主催 東北CAE懇話会
共催  第52回INSデジタルエンジニアリング研究会
後援 TOLICINSいわて金型研究会 
開催
趣旨
今回の東北CAE懇話会では、東北のCAEの発展にご尽力頂いた方々から、今までのご経験と、これからのCAEについて期待する事をご講演いただきます。

内容は発表者にお任せしておりますが、経験豊かな方々から、CAEの枠に収まらない、もしかしたらCAEより、もっと大きな内容での提言があるかも知れません。

CAEに携わっている方はもちろん、あまりCAEを知らない方でも、有益なお話になることを期待しています。

また、東北CAE懇話会では、宿泊もメインイベントのひとつです。
毎回、産学官から様々な方が参加され、様々な意見交換をおこなっています。
視野の拡大により、改めて自身のご業務に活かす事が可能と思っております。

参加される方にとって、参加して良かったと思える場にしたいと思いますので,
ご興味のある方は、本URLより参加申し込みをお願いいたします。
テーマ 「今までのCAEとこれからのCAE
日時  2019年4月19日(金) 13:00 〜 19:20
場所 国立大学法人岩手大学 理工学部 銀河ホール (理工学部 東門入ってすぐ右手)
Access

盛岡駅からのアクセス
■ルート1:
  <バス路線>  駅上田線 松園バスターミナル行き
  <バス乗り場> 盛岡駅前東口バスターミナル11番
  <下車バス停(所要時間)>上田四丁目(約10分)

■ルート2:
  <バス路線>  駅桜台団地線 桜台団地行き
  <バス乗り場> 盛岡駅前東口バスターミナル11番
  <下車バス停(所要時間)>理工学部東口(約10分)
受付 12:30 受付開始
講演 基調講演 「今までのCAEとこれからのCAE」                     
講師 理化学研究所 理事   小寺 秀俊 氏
時間 13:10 〜 14:00
概要 これまでのシミュレーション技術者は支配方程式を元に離散化手法による誤差の積分値の最小化問題を解いていました。
データ同化は計測値により時間発展方程式を修正することで真の解に近づけることを目的にしており、さらに、計測値がなくてもAIを利用して真の解を見つけようとする試みも実をあげています。
これまでのCAE懇話会における解析塾等では旧来の解析理論等を基本に教えてきました。
今後はさて、何を勉強すべきか?また、それは何に役立つのか?などを、講演方式では無く、ディスカション方式で議論したいと思います
団体会員様講演1 「製品・金型設計のための設計者CAEのご提案
講師 アルテアエンジニアリング株式会社  廣田 英二郎 氏
時間 14:00 〜 14:20
概要 近年、設計者自身が行ったシミュレーションの結果を活用した製品設計や金型設計がグローバルスタンダードになっています。Altairは、HyperWorks製品の開発で培った構造、機構、製造性を検証するための高度なCAE技術を、設計者が迅速かつ容易に利用してシミュレーション結果を設計に活かせるプラットフォームを提供しています。本講演ではこれらの新しい製品群について、取り組み事例を交えてご紹介します。
資料  Docu
団体会員様講演2  「プレス成形CAEにおける高精度シミュレーション技術の確立と最新技術」
講師 日本イーエスアイ株式会社  河田 志記(カワダ ユキノリ)氏
時間 14:20 〜 14:40
概要 昨今の製造技術は日々革新が進んでおり、CAEにおいてもその動きに追随すべく日々開発が進んでおります。そしてプレス成形CAEにおいては、その20年近い歴史の中で、常に解析精度向上と新しい工法への適用を求められて来ました。今回の講演では、そういった歴史の中で開発を進めてきた弊社のプレス成形CAEソフトPAM-STAMPを事例を交えて紹介させていただくとともに、これからのCAE技術として金型側の変形を考慮した成形解析技術、サーボプレスの制御を考慮した成形解析技術の2つをご紹介します。
資料  Docu
団体会員様講演3 「設計者でもできる金型解析!」
講師 株式会社テクノスター  三浦 一壽 氏
時間 14:40 〜 15:00
概要 金型解析は、大規模となるため、従来は専任者が対応してきました。テクノスターでは、OnePushメッシャー、解析条件の自動設定などをシステム化し、設計者でも金型解析を簡単に実現できるシステムを開発いたしました。本講演では、従来の金型解析でボトルネックだったところをいかに解決し、さらに設計者展開が可能なシステムとして実現したかをご紹介させていただきます。当日は、一部デモを交えながらのご紹介となります。
事例1 「3D化推進現場からのこれまでの3Dものづくりとこれからについて」
講師 元いわてデジタルエンジニア育成センター センター長  黒瀬 左千夫 氏
時間 15:30 〜 16:00
概要 初回からお世話になった、私にとっての東北CAE懇話会についての感想。3Dものづくり推進に携わってきた25年、企業といわてDEセンターの違った立場で取り組んで感じた製造現場でのこれまでの3Dデジタルエンジニアリングとこれからについて、南部鉄器の事例など。
 資料  Docu
事例2 「ハサミによる切断の仕組みについて」
講師 東光舎 代表取締役社長  井上 研司 氏
時間 16:00 〜 16:30
概要 これまでのハサミに関する研究ではハサミを平面的に捕え、支点であるネジと、刃との平面上の位置関係から切断荷重を推定する試みなどがされてきました。1960年代には大阪府立工業奨励館の藤原庄一らが、1970年代以降は岐阜県工業技術研究所の竹腰久仁雄などが精力的な研究を行なっています。ところで、ハサミという道具の一番の特徴は二枚の刃で被切断物を挟み込んで切断する点にあると考えます。しかも手の力で開閉するために、二枚の刃の締結は非常にルーズにならざるを得ません。このため、実際のハサミは深さ方向にガタを持っており、切断は平面内では収まらないのです。従って三次元的な、二枚の刃と被切断物との三者の位置関係を考慮することが、ハサミによる切断の理解には必要であると我々は考えています。今回は我々がこれまで調査してきたハサミの切断機構に関して、および切断プロセスの解明のために今後必要と思われることについて説明いたします。
資料  Docu
特別講演 「CAE解析において思うこと 〜相変化解析の変遷と応用を通して〜」
講師 岩手大学 工学部 機械工学科  廣瀬 宏一 氏
時間 16:30 〜 17:20
概要 CAE解析として氷の融解・凝固という相変化解析をスタートとして関わってきたが、こうした相変化解析では、界面における熱収支式を考える多相領域モデルから潜熱を比熱に組み込む単層領域モデルが解析手法として考案された。これをベースに氏々な現象が解析対象として拡張されたが、そうした事例の紹介とともに、CAE解析における収支式の意味を再確認するとともに、CAE解析は単なる技術として捉えるものだけではないことを示したい。
交流会  時間 17:50 〜 19:20
場所 岩手大学 理工学部食堂
アクセス 歩いて移動可能な距離です
宿泊
案内
ホテル加賀助 https://www.kagasuke.com/
宿泊費 11,500円
定員 20名
アクセス 移動手段については、東北CAE懇話会にて準備致します。
デモ
展示

     
CAE懇話会団体会員企業のデモ・資料展示コーナーを設けます。
最新の情報収集にお役立てください。

 
出展団体会員企業名(受付順、敬称略)
  ※デモ展示募集中
 
 株式会社テクノスター           Jupiter Pre/Post 最新鋭のCAEモデリングツール
 アルテアエンジニアリング株式会社  鋳造シミュレーションソフトウェア Inspire Cast
株式会社インサイト             CAE技術者の為の無料<fータサイエンス勉強会
日本電気株式会社            NEC製SX-Aurora TSUBASAのご紹介
時間割 参照ください
参加
費用
CAE懇話会 個人会員
   ・2,000円(税込)
CAE懇話会 学生会員
   ・無料 <ただし社会人学生は除く>
CAE懇話会 団体会員(正会員、賛助会員)の社員の方
   ・2,000円(税込)
CAE懇話会 非個人会員
   ・3,000円(税込)
CAE懇話会 非学生会員
   ・1,000円(税込)
<学生会員に登録ください。(登録費用は無料)>
※参加費用は参加されるコースに関係なくいずれも上記の費用となります。当日受付にてお支払いください 。
☆所属する企業・法人が団体会員様の場合、個人会員の参加費用が適用されます。

参加費用の請求書による振込みを希望される場合は、事前に CAE懇話会事務局までご連絡ください。会場での請求書支払申込はできません。
新規にCAE懇話会個人会員として参加希望される場合は、4月12日(金)までに個人会員登録申請を行ってください。
すでに個人会員の方は、その必要はありません。
参加
申込
Webからの事前申し込みは終了しました。
当日会場受付にお越しください。
備考 内容については、変更される場合があります。最新情報は本ページでご確認ください。



Copyright (C) 2001-2023 NPO法人CAE懇話会 All Rights Reserved.