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理事長 ご挨拶
CAE懇話会 理事長 平野 徹

“理事長就任にあたって“
ダイキン情報システム株式会社
平野 徹 
 NPO法人CAE懇話会が設立された2002年5月から7年間理事長を勤められた田中豊喜さんの後を引き継ぎ、この7月からCAE懇話会理事長に就任することになりました。
 関西から出発したCAE懇話会も、現在、中部、関東、東北の各地域ごとに、それぞれ個性あふれる活動を展開しており、各地域の幹事の皆さんやベンダーさんのご協力を得て、累計68回の懇話会を開催してきました。また、解析塾も全国で毎年10コース以上開催するようになり、日本におけるCAE技術の普及とレベルアップに多少なりとも貢献してきました。
 さらにCAE懇話会の活動範囲の広がりとして、2006年4月に大規模データマネジメント研究会を融合し、また、2007年11月には機械学会・計算力学部門と協賛しフォーラムを開催、さらに2009年10月には計算科学振興財団と新産業創造研究機構との共催を計画しております。日本の製造業を再度活性化するためにも、産官学の連携を積極的に進めてゆく方向で考えてまいります。
 一方で、2008年秋からの世界同時不況を受けて、日本の製造業の足元が揺らぎかけています。振り返れば、20世紀末にハーバード大ハンチントン教授が、「21世紀は米国一極集中から、多極化へ向かう」と予測してから10年が過ぎ、いよいよ多極化による混迷を深めている状況といっても良いと思います。とりわけ、日本という国の世界におけるポジションが不明確になっていると強く感じるのは、私だけではないと思います。
 日本の国が世界に誇るべき特質の一つが「ものづくり」であり、その原点は縄文土器にあると私は考えています。また、漆器(japan)も縄文時代の日本で発明されています。
 日本のものづくりは、素材と加工技術に加え、形象に造り手の心を込めており、それを生活の中で使うことで日本の文化が形成されてきました。機能と形象に「和の心」を込めた日本のものづくりを考えながら、CAE懇話会が触媒となってさまざまな団体と連携を進めてゆくことで、多様化・多極化する世界での日本の製造業の優位性再確立に貢献できればと思う次第です。
 今後とも、皆様のご協力とご支援をお願いいたします。
   




   
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